Discover 栃木 温泉文化遺産(温泉文化史)
 
 両部ヶ滝(温泉の滝)


○両部ヶ滝

 白湯山(高湯山)の御宝前も、湧出した温泉が沢となり、
 両部ヶ滝で流れ落ちていき、本流の御沢と合流します。

 右の滝(左岸)は、雌滝といわれ階段状、御宝前の温泉を源としています。
 温泉成分で岩肌が茶色くなっていて、明らかに岩の色が違います。

 左の滝(右岸)は、雄滝と言われる直瀑です。
 雌滝ほどではありませんが、こちらも少々岩肌が茶色です。

     

 ※<遠海・相海の肖像>
  gari2さんによると(がりつうしん)、
  寛文年間、千日修行に成功した遠海・相海の肖像が刻まれた石があり、
  雌滝の岩肌の石がそれとのこと。同じく「うーん・・・。」

    

 こちらは、ご本家、湯殿山御宝前から流れ落ちる御滝です。
 温泉成分で岩肌が赤いです。
 参拝時にもらったパンフレットを撮影

  


○白湯山/高湯山、両部ヶ滝へ

 黒磯観光開発(白笹温泉に引湯)の湯導管管理道を、
 私道であると十分承知して利用するとわかりやすいです。
 詳細は書かないことにしました。

 沼ッ原駐車場から勾配のなだらかな道を歩いて、写真撮りながらですが1時間2分で
 御宝前の下流の両部ヶ滝への降り口に着きました。

 両部ヶ滝へは、道脇の赤色のテープが御沢への降り口です。
 踏み跡と赤色と水色のテープに沿って御沢に降りると、小さな滝があります。
 上流を見ると、雌滝だけ見えます。上流へ少し行くと滝の真下に出て、雄滝も姿を表します。
 降り口から両部ヶ滝へは15分でした。

    

    


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