ほっと湯WEB【千葉】
 
 市川市

  ○ 楽天地 法典の湯
  ○ 健康市川温泉 クリーンスパ市川


○楽天地 法典の湯 市川市柏井町1-1520 047-338-4126 2005/11/21open

 源泉風呂良いですね。
 源泉名「楽天地天然温泉 法典の湯」
 含よう素ーナトリウムー塩化物強塩温泉(高張性・中性・低温泉)ヨウ化物イオンは17.6mgと意外に低い。

 温泉は、露天風呂(上段あつ湯、下段ぬる湯、加温・循環ろ過)と源泉風呂で使用。
 源泉風呂は、湯口からぬるい源泉投入、底面熱湯注入あり。
 オーバーフローの量からすると、底面熱湯は、加温源泉かな。

 源泉風呂と炭酸風呂を露天のチェアで休憩しつつ往復しました。

     

     


○健康市川温泉 クリーンスパ市川 市川市上妙典1554 047-329-6711 HP

 「健康市川温泉 クリーンスパ市川」は、市川市クリーンセンターのゴミ焼却による余熱を利用した施設で、
 入浴施設(露天風呂に温泉を使用)、温水プール、フィットネスジムがあります。
、併設して、クリーンセンターのテニスコートがあります。
 2007年9月1日にオープンしました。

    

     

 隣接する市川市クリーンセンター
   

 江戸川とクリーンセンターテニスコート
  

 所在地(パンフレットより)
  

<足湯>

 温泉は張られておらず、使用されていません。

  

<レセプション>

 下足箱のキーを渡し、リストバンドを受け取ります。
 リストバンドが脱衣室ロッカーキーとなり、浴室ゲートへタッチ入場となります。
 帰りに清算(現金のみ)となります。
 入浴料770円(土日祝830円)です。

   

<大広間>

 2階への階段を上がると、正面に大広間があります。「ウエルネス食堂アルマドーレ」です。

   

<脱衣所>

 浴室と温水プールとの併用の脱衣所です。
 脱衣所は2階にあり、浴室は2階、温水プールは1階にあります。
 アメニティーは皆無でした。

<浴室>

 脱衣所から浴室に入る際にはゲートがあり、リストバンドをタッチして入ります。
 冷水機が脱衣所にあり、水分補給のため浴室から何度か脱衣所に出ましたが、
 浴室から出る際もリストバンドをタッチする必要があり、ゲートがリストバンドを認識しないと大きな警告音を発するのがちょいとうっとおしいです。
 浴室の画像は、パンフレットから流用しています。

<内湯>

 内湯は非温泉です。サウナと水風呂もあります。
 センター系の日帰り温泉施設は、一般的に浴室に入ったとたん、塩素臭にむっとしますが、
 消毒は、塩素臭がしない、トリハロメタンが生成されないなどの特長があるモノクロラミンを使用しているようで、塩素臭が漂っていません。

   

<露天風呂>

 源泉名「市川健康温泉」を使用した露天風呂があります。
 露天風呂は洋風と和風があり、当初は週ごとに男女入れ替えでしたが、
 現在は男女固定(左が女湯、右が男湯)です。
 湯口からは浴槽より高温の加温された源泉が常時投入されています。
 同量が湯口から反対側の排湯口上面でオーバーフローしています。
 腐植質が14mg(炭酸水素イオン:626.6mg)あるので黒湯かというと、紅褐色に混濁しています。
 浴感は「ぬるすべ〜」ですが、湯からあがると高張泉のようなベタベタ感です。
 湯口の源泉を味見すると高張泉に満たないですが強い塩辛さがあります。
 ヨウ化物イオンが5.6mgと10mgに満たないので含むよう素泉には該当しませんが、
 「黒湯」に「含むよう素泉」を足したような泉質です。
 五右衛門風呂は真湯でした。

   

<富士見の窓>

 露天風呂は屋根はなく開放感はありますが、高い柵に囲まれています。
 パンフレットには「お昼は青空、夜は星空を見上げながらゆっくり天然温泉の心地良いお湯をお楽しみください。」とあるように、
 眺望は昼は青空、夜は星空だけです。
 柵の西側の一部に小さな「富士見の窓」があり、江戸川の河口方面が眺められます。運が良ければ富士山が望めます。
 富士山は見えませんでしたが、スカイツリーは見えました。

   

<分析書(平成26年7月7日)>

 休憩ロビー、浴室入口、露天風呂の3ヶ所に分析書が掲示されていました。
 休憩ロビーに掲示の分析書です。
 源泉名:市川健康温泉
 ナトリウム・塩化物冷鉱泉(低張性弱アルカリ性冷鉱泉)
 掘削:1200m 泉温:22.1℃
 成分総計:5.603g 腐植質:14mg 炭酸水素イオン:626.6mg

  

   

 ※うつぼさん「関東温泉紀行」の平成16年7月29日の分析書によると、
 成分総計25.39g、ヨウ化物イオン35.7mgとあります。
 当初の泉質は「含むよう素ーナトリウム・塩化物強塩温泉」(高張性・弱アルカリ性・低温泉)だったことが伺えます。

<影響を与える事項>

 入口の看板、パンフレット、ホームページには「源泉掛け流し」とありますがいわゆる自称ですね。自分の定義では掛け流しではありません。
 加水「記載なし」
 加温「入浴に適した温度を保つため化門している桝」(原文のまま)
 循環・ろ過「加温・消毒剤添加のため、循環装置を使用しています。」
 消毒「衛生管理のため、モノクロラミンを使用しています。」
 消毒はモノクロラミンを使用。塩素臭がしない、トリハロメタンが生成されないなどの特長があるようです。

  

 分析書には「循環」の記載はありますが「ろ過」の記載はないものの、脱衣所前の掲示には「濾過循環」とあります。
 「衛生管理のため、塩素剤による消毒及び濾過循環を行っております。」と記されています。
 ろ過していれば、パンフレットの表紙にあるようにきれいなオレンジ色透明になっていることと思いますが、
 実際は湯底が全く見えず透明度30cmほどに混濁しています。
 時たま見かける除鉄、除マンガンは行われていません。
 当初はろ過ありでしたが、現在は循環のみと思われます?
 源泉の実力が発揮されています。

  

<テラス>

 2階にテラスがあります。
 南側に面しており、高速道路の陸橋が見えます。江戸川河口の眺望は望めません。

  

<源泉湧出地>

 テラスから見た、東側の源泉湧出地です。

  

<パンフレット>

   


戻る