※旧「かりんの湯」の記録です。
農園リゾート「THE FARM」の施設内にある日帰り温泉施設「かりんの湯」です。
2017年3月18日にリニューアルでキレイ、真新しいです。
旧施設は「栗源温泉 紅小町の湯」。
あと1.5kmの看板、あと1.3kmの案内看板と続きます。
<農園のテーマパーク>
農園の一大テーマパークみたいな感じです。
<かりんの湯>
駐車場はかりんの湯の裏手、裏手から玄関への通路を進みます。
<館内>
館内も古民家風です。
<源泉名>
源泉名「山田温泉 やまゆりの湯」含鉄・よう素ーナトリウムー塩化物強塩冷鉱泉(高張性中性冷鉱泉)
湧出地:香取市神生字なすび田594番2
Ph:7.20(中性) 泉温19.7℃ 成分総計28.48g よう化物イオン:66.3mg
<影響を与える事項>
「塩化物イオンの濃度が高いので加水しています。
加温。循環ろ過。塩素系薬剤を使用。」
加水の理由に違和感を覚えます。
<温泉>
古民家風の建屋で雰囲気は良く、源泉の素性も素晴らしいのですが、湯づかいがさっぱりです。
加水により高張泉の実力が発揮されていません。湯を舐めてみると塩辛さは高張ではなく低張です。
どれほど希釈しているのか。湯上がりはべたつくかなと思うも、肌はサラサラでした。
「よう素」臭もなし。
冷鉱泉なので加温。内湯・露天とも、オーバーフローなしの完全循環です。
壷風呂に期待したら、掛け流しの水風呂でした。
かん水を利用した加温のみのかけ流しは、成田空港温泉の露天風呂と、むつざわ温泉の内湯の2カ所だけなので、
壷風呂をもう一つ設けて、冷たいままの源泉投入したら良いのになと思いました。
以前の紅小町の湯への温泉通の方々の入湯レポ時より、加水が一段と増していると感じます。
温泉入浴のみを目的とするのではなく、綜合的な利用で価値が増している施設に感じました。
都会の方々と、地元シニアをターゲットにしているとHPから感じます。
(浴室は撮影禁止の掲示) (看板の写真)
様子見に寄りました。おばさま方で賑わっていました。
源泉名「あ・うんの湯」ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉
匝瑳市(旧八日市場市)米倉地区から運搬しています。
駐車場の一画に貯湯タンク。
施設名称とは裏腹に、駐車場は砂利です。
「食彩工房 レストランさわ」が美味しそう。入館料かからず食事だけでもできます。
○カーニバルヒルズ入浴
2020年は、運搬湯だしと思って様子見だけでしたが、
かなり濃い黒湯で源泉デーがあるのと、感謝祭で入浴料500円と安くなっているので訪問・入浴。
ゴルフ場パーティ会場をリニューアルして、2006(平成18)年9月30日にオープン。
毎月4回「源泉デー」があり、加水無しの真っ黒な源泉に入れます。
<交差点看板>
県道44号の手押信号の沢交差点にある美人の湯の看板。
ここから看板表示は100mですが、実際は200m。
「感謝祭入浴料¥500」
<外観>
植物がやたら多いです。
<運搬湯>
源泉「あ・うんの湯」は、匝瑳市(旧八日市場市)米倉地区から運搬しています。
駐車場の一画に貯湯タンク。
温泉運搬車がとまっていました。
タンクローリーではなくトラックで温泉タンク2個でもって運搬しています。
こぼれている源泉は真っ黒で、鏡のように反射しています。
宅配温泉もあり、250リットルで3,000円です。
<館内>
手指消毒・検温を行います。
シューズロッカーの鍵をフロント渡し、リストバンド受け取り、サウナマット受理。
フロント上部にはサイン色紙が多く飾られています。
清算は退館時です。お客様感謝フェアで入浴料930円→500円。
色々と売っていますが、販売している温泉水は真っ黒です。
ステンドグラスのアーチをくぐり、レストランさわを通過、通路を通って別棟の温泉棟へ。
<足湯なごみ>
レストランさわから温泉棟への通路左手に「足湯なごみ」
足湯も黒湯を使用しています。
シートで囲われています。
提灯がぶらさがっています。定食や焼き鳥というのもB級チックです。
<分析書>(平成25年10月29日)
脱衣所に分析書が掲示されています。
源泉名「あ・うんの湯」 ナトリウム-炭酸水素塩泉(低張性・弱アルカリ・冷鉱泉)
泉温;17.3℃ 成分総計:2.801g 炭酸水素イオン1697.2mg 腐植質:340.5mg
源泉名の「あ・うん」は、仏教用語の阿吽なのでしょう。
腐植質が驚愕の340.5mgもあります。炭酸水素イオン1697.2mgのハイスペックです。
川崎市の千年温泉や、大田区の改正湯、品川区の天神湯をはるかにしのぐ腐植質の数値です。
国内でも屈指でトップクラスでしょう。
残念ながら運搬湯で「加水、加温、循環ろ過」ですが、源泉デーは加水なしで黒湯を提供しています。
源泉デーの加水なし黒湯は、内湯で提供、露天風呂は加水ありでした。
店員さんによると運搬湯なので両浴槽を100%にするのは限界があり内湯が100%とのことです。
<内湯>
源泉デーで加水なしの黒湯です。透明度は数cmで、真っ黒です。
<露天風呂>
景観は送電塔が眼につきます。
見た目は真っ黒ですが、加水ありのため、湯桶にすくうと茶褐色です。
内湯の真っ黒さに脱帽です。
<食彩工房 レストランさわ>
食事処は区画毎にアンドロメダとか北斗七星など宇宙の名がつけられています。
照明が星座に並んでいます。プラネタリウムではありません、レストランです。
天使が2人ぶら下がっています。B級ワールドです。
地元産の素材を使用して、納得な食事処です。
入館時に配布されたお食事クーポン券を使用して、日替わり定食を食べました。
器がみすぼらしいのが残念ですが、素材は良いです。
<パンフレット>
女性社長の趣向てんこ盛りといったところでしょうか。
ワンちゃん専用の温泉「美犬の湯」もあります。
フロントも食事処も風呂点検の従業員の方々の対応が親切・丁寧で好感良かったです。