「コロナの湯太田」が2012年3月25日に閉店し、「湯楽部(ゆらぶ)」が2012年4月19日にオープンしました。
コロナの湯太田の時に入湯しました。HP見ると、基本的に浴室は変わっていないようです。
閉館した「コロナの湯 金沢」が、源泉掛け流しを売りにしている特色のある良い湯使いでした。
招待券を配布され、注意事項に全店で使用可とあったので、これはラッキーとコロナの湯太田店に寄りました。
コロナ1号:中川店 コロナ2号:安城店 コロナ3号:太田店(閉店)
コロナ4号:半田店 コロナ6号:仙台店 コロナ7号:小田原店
コロナ9号:泉店(閉店) 金沢無量寺温泉:金沢店(閉店)
閉館した「コロナ太田店」は、源泉名「コロナ3号源泉」単純温泉(弱アルカリ性低張性低温泉)
内湯は真湯で露天風呂にすべて温泉使用。
岩風呂の湯口からちょろちょろ冷たい源泉投入。
影響を与える事項の掲示は見あたりませんでしたが、加温、循環ろ過、塩素でしょう。
利用されている方々は総合的に満足度が高いようです。
田山花袋著「温泉めぐり」で一押しだった西長岡温泉ですが、今はもう消失しています。
西長岡温泉の跡地へ行ってみた。
田山花袋は、「温泉周遊.東の巻」(田山花袋著[他] 金星堂 1922)では、
冒頭から4ページにわたって西長岡温泉について記載しています。
「夕日影 長くさし入る 山合の 春のいで湯は のどけかりけり」と歌も詠んでいます。
「三府及近郊名所名物案内」(日本名所案内社大正7年)の「西長岡鉱泉と長生館」の項目によると、
明治21年に内務省が島田技師を派遣し、源泉調査の結果、学術上良好な成績を証明、
四季の温浴に適すると発表したとのこと。
西長岡温泉については、多くの本に記載がありますが、
「上毛の温泉」(群馬県衛生協会、 群馬県温泉振興調査会
編 慶文堂 大正15)が、
分析も掲載され詳しかったです。
「伊香保案内」(田山花袋 日本温泉協会代理部 昭和5)に、長生館の広告が出ていたので抜粋しておきます。
最初の画像は現在地です。
西長岡は色々と見所がありそうです。