駐車場に車を置き、鏑川にかかる橋を歩いて渡り、宿にたどり着きます。
この橋を渡るためであろう、スリムな車を見て、妙に感動します。
湧出地からの引き湯距離は、1000mと、少々距離があります。
日帰り入浴は露天風呂のみで、11:00-14:30 800円
左が姫湯「白玉の湯」、右が殿湯「仙峡の湯」。
加温浴槽と非加温浴槽の2浴槽があります。
源泉名「清流の湯」
含二酸化炭素-カルシウム・ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉(中性低張性冷鉱泉)
「加温、循環ろ過、塩素」(非加温浴槽はかけ流し)
洗い場には、嬉しいことに、布で封をした源泉蛇口があります。
終始貸切で贅沢な気分でした。
源泉名「西下仁田温泉 荒船の湯」
「加水、加温、循環ろ過、塩素」
「源泉分析表」と「使用場所における水質検査結果表」を見比べると
成分総計 42.5g → 0.25g 170分の1
メタケイ酸 189.0? → 15.2? 12分の1
総ヒ素 54.1? → 0.02mg 2700分の1
加水大量で、強塩泉のはずが、塩辛くありません。
メタケイ酸の項でも、温泉に該当しません。
源泉の素性は失われ、湯舟を満たすのは温泉に該当しないお湯です。
景観は良いし、食事もそれなりで、もったいない。