○ 温泉
○ 食事
○ その他
・ 和銅採掘露天掘跡/日本通貨発祥の地
・ 金田一春彦詩碑
・ 千鹿谷神社
・ 三峯神社興雲閣
・ 三十槌の氷柱
・ 合角ダム/西秩父桃湖
フロントは3階、2階へ降りて浴室へ。
源泉名「和銅鉱泉」
和銅沢の上流に和銅露天掘り跡があります。
大滝温泉 遊湯館を通り過ぎ、T字路を右折すると右手に温泉スタンドがあります。
T字路を左折すると三十槌の氷柱です。
「まむしに注意」の看板に仰天、田舎です。
源泉名「大滝温泉 三峰神の湯」加温、循環ろ過、塩素・紫外線消毒
塩からくヌルヌルの思いのほか良い湯です。
館内のつくりが、ちぐはぐな面はあります。
道の駅「大滝温泉」に金田一春彦氏の詩碑があります。
日本三大峠の一つとして「日本書紀」にも歌われた雁坂峠を金田一春彦氏が詠んだ歌を記したもの。
「秩父往還 ぶなの木林 石坂登れば 雁坂峠〜」と刻まれています。
お食事処「郷路館」の名称は金田一春彦氏が命名されています。
<凡の湯(別館)> 秩父市大字小柱字川端326-2 0494-62-0662
→スパ・ドッグズラン秩父(犬用温泉施設)
日帰りが2つあってもしょうがないとのことで、旧館のほうは湯治場にするとのことでしたが、
2013年5月休業し、その後、スパ・ドッグズラン秩父(犬用温泉施設)となりました。
源泉名「秩父川端温泉 梵の湯(1号井戸)」ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉
源泉名「秩父川端温泉 凡の湯(2号井戸)」ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉
日帰り施設だった時の記録
<解体>
2020/9/1解体。解体前に、7/13(月)〜8/22(土)8:00-19:00、風呂開放とのことで行ってきました。
千鹿谷鉱泉の歴史は古く、今年の7月で452年目です。
<千鹿谷林道>
県道71号沿の今井菓子店の脇から林道の起点、千鹿谷線に入ります。
錆だらけの「秩父七湯温泉郷 旅館千鹿谷温泉」の看板が出ています。
1kmほど進むと、左手に千鹿谷鉱泉があります。右手に看板が出ています。
<旅館千鹿谷鉱泉>
庭はそれなりに手入れされている感があります。
玄関に「お客様 各位」の貼り紙。内容は、休館と数年後再開のお知らせが掲示されています。
<玄関>
スリッパの横に「お知らせ」と「記帳」。
小銭千円分を用意して、左手の引き出しに入浴料700円を入れました。
残り300円でタオルを買おうと思いましたが、売り切れでした。
昭和時代へタイムスリップです。
短冊の句が気になりました。
秩父電鉄の車内広告に惹かれます。
<歴史の里千鹿谷 平成2年10月吉日 坂本新三書>
<千鹿谷鉱泉の歴史>
日尾城主の療養湯として開かれた千鹿谷鉱泉の歴史は古く、永禄12(1569)年7月、日尾城主・諏訪部遠江守定勝の隠し湯として開かれ、
寛政10(1798)年6月、岩鼻代官所・榊原小兵衛によって官許されました。
(「秩父千鹿谷郷ひなた村」→「千鹿谷鉱泉」を参照しました。)
「瀬音の森」→「山里の記憶239 千鹿谷鉱泉:坂本春子さん」にも詳細が記されています。
<秩父事件>
千鹿谷鉱泉は秩父事件の現場でもあり、明治17年9月27日、秩父困民党の千鹿谷鉱泉会議の場所です。
参加者は井上伝蔵、落合寅市、高岸善吉、大野福次郎で、蜂起による解決を決めた場所です。
秩父事件のチラシと井上伝蔵の来歴チラシが置いてあり、これを撮影しました。
<洗面所/脱衣所>
<浴室>
源泉蛇口はプッシュ式、押してみたら激しい勢いで出てあせりました。
カランや洗面所も源泉使用。
カランからの源泉を頭からかぶると硫黄臭に包まれました。
浴槽は硫黄臭はしませんが、ぬるすべの良い湯でした。
<源泉>
<館内>
〇千鹿谷鉱泉A
要望が多く、2020年8月27日をもって、風呂開放終了に延長。9月1日から解体開始です。
8月22日に最後の訪問をしてきました。
ボイラー停止と、貯湯タンクが空のようで源泉カランからは源泉が出ませんでした。
人が多いと湯の鮮度が全く違いますね。ぬるすべ感なし、硫黄臭なし。
鮮度良い時に入っておいてよかった。
秩父市上吉田の千鹿谷地区は、通称「ひなた村」。
集落へ向かう路傍には古い石塔群があったりします。
千鹿谷集落から小道を徒歩で登っていくと、山の頂上に千鹿谷神社があります。
集落と反対側からもルートがあり、神社手前には、巳待供養塔と安政2年銘の石碑があります。
<参道>
最後は急な階段の参道です。狛犬はいません、かわりに石仏が2基。
<境内/本殿>
古い燈籠は、寛政11年銘です。
<境内社>
木造や石造の小祠が複数あります。
営業はしていますが、日帰り入浴は止めているので、確認だけ。
埼玉県内最高地点の温泉です。
浴室は3階。男湯は「洗心」女湯は「長寿」
脱衣所にはお札が張られています。
源泉名「大滝温泉三峯神の湯」。
影響を与える事項は「加温、循環ろ過、塩素」。ローリーですから。
湯口の上には、祠があります。
宗教法人等が運営する温泉でこれまで入浴したのは、
栃木だと、日光湯元温泉寺、日光東照宮晃陽苑、日光オリーブの里、甦みの湯、御宝前の湯
日光東照宮晃陽苑は日帰り入浴はやめており、日光オリーブの里は一般入浴できません。
甦みの湯は閉館。御宝前の湯は野湯で行くのが大変。
宗教法人ではありませんが、検索するとピラミッド温泉がヒットします。インパクト強いですからね。
山形だと、御宝山の湯は語ってはいけないので。
秩父市大滝の三十槌の氷柱(みそつちのつらら)を見学。
本日の状況「約3分」。