【2024年2月】
<下足処>
入口正面にあった下足処が、玄関前に移されています。
下足処の間を通って、右手の受付ドアから入ります。
<広場>
大きな木がなくなり、2階へ上がる赤色の目立つ階段が廊下と同じ黒色に変わりました。
<脱衣所>
脱衣所は、以前は100円リターン式でしたがコイン不要となっていました。
<令和3年11月分析書>
源泉名「久喜和みの里温泉」ナトリウム-塩化物温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
泉温45.1℃ pH7.6
成分総計5294mg
炭酸水素イオン668.5mg
ある程度ぬるすべ感あり、浴後は肌すべすべ。
薄茶色ののにごり湯で塩味に微妙に鉄味に重曹味。
<影響を与える事項>
以前は詳細に記載されていましたが今回は見当たりませんでした。
オープン当時はすべての浴槽で塩素消毒なしの湯づかいでしたが、
現在は、生源泉掛け流し風呂以外は塩素消毒はあります。
【内湯】
塩素投入なしの生源泉掛け流し風呂は健在です。
木の湯口から源泉投入で、隣の浴槽へオーバーフローしていきます。
【露天風呂】
「八角風呂」「水風呂」「五右衛門風呂」「香り風呂」「サウナ」があります。
「洞窟風呂」温泉使用から、高濃度炭酸風呂に変わりました。
「高温サウナ」が新たに設置されていました。
七宝手まり吊るし雛
<源泉湧出地>
【これまでの記録】
2004年4月オープンの日帰り温泉施設です。館内外和風づくりです。
<受付>
玄関入って正面に下足処。右手が受付への入り口。
「下足鍵」を受付へ出し、館内用リストバンドと交換。
<脱衣所>
脱衣所は、ロッカーの数多し。100円リターン式。
<源泉と湯づかい>
源泉名「久喜和みの里温泉」ナトリウム-塩化物泉(弱アルカリ性低調性高温泉)
ある程度ぬるすべ感あり、浴後は肌すべすべ。
薄茶色ののにごり湯で塩味に微妙に鉄味に重曹味。
影響を与える事項
詳細に記載されているのには好感
内風呂 八角風呂 五右衛門風呂 香り風呂 滝見・洞窟風呂
加水 なし なし なし なし 時に加水
加温 時に加温 時に加温 時に加温 時に加温 時に加温
循環・ろ過 濾過装置 ヘアキャッチャー 濾過装置 濾過装置 ヘアキャッチャー
※内湯の露天側が生源泉掛け流しです。
現在は、生源泉掛け流し風呂以外は塩素消毒とのこと、当初はすべての浴槽で塩素消毒なしの湯づかいでした。
(塩素消毒なしの時に、2回行きました)
当時の施設の説明を引用します。
「当館の温泉方式
森のせせらぎ なごみの温泉方式は、「源泉かけ流し循環方式」とでもいいましょうか。つまり、単純に循
環方式でもなく、また純粋なかけ流し方式でもありません。
源泉をそのまま浴槽に入れ、あふれた温泉を循環させないでそのまま放流しておりますので、そういう
意味ではかけ流しです。
しかし、そのままですと、浴槽の温度が下がってしまう為と、浴槽内の温泉をきれいに保つ為に、ヘアキ
ャッチャーと昇温装置をつかって循環させています。
保健所からの要望で、塩素を使った除菌を指導されておりますが、
1)毎日冠水し清掃していること。
2)配管内は営業終了後に高温殺菌をすること。
上記2つの項目を徹底することで、現在は塩素での殺菌を行っておりません。
これもひとえに、お客様へ当館の温泉を充分満足していただく為の処置です。
今後、厚生労働省を初めとした関係各課からの指導により、塩素滅菌を強要されるおそれもございます
が、その場合も単純な次亜塩素による滅菌ではなく、当館なりのこだわった滅菌方法を考案し、施してい
きたいと考えておりますので、お客様におかれましてはご理解を賜り、ご愛顧のほどよろしくお願い申し上
げます。」
<浴室>
脱衣所から入ってすぐに掛け湯。
右手に洗い場(カラン13個)、左手に塩釜風呂(サウナ)、サウナ手前に座湯。
奥に内湯2、腹部膨満感風呂2。
内湯は木の湯口から少量投入でオーバーフロー少量あり。
<塩釜サウナ>
入り口横にサウナマットが置いてあります。テレビもあり。思ったより広い。
塩釜サウナへの出入り口は、内湯側のほかに、露天風呂側にもあります。
<八角風呂>
オーバーフロー少量、湯温熱め。
<滝見風呂>
オーバーフロー少量、湯温ぬるめ。
<彩の水風呂>
色鮮やかな水風呂です。
<五右衛門風呂>
側面注湯口があり、底面に吸湯口。底面の吸湯口は人が入ると吸い込み強烈となり
人が出ると、反対に湯が噴き出ます。
底面の湯口は湯量により吸い込みと吐き出し両用となっています。
<香り風呂屋>
香り風呂があり、オレンジの香りと提示してありました。
オーバーフローなし
<洞窟風呂>
滝見風呂の向こうに洞窟風呂があります。
洞窟風呂の内部は、かなり広めです。湯温ぬるめ。
一番奥に水晶が設置されています。
洞窟風呂から滝見風呂の滝が見えます。
滝ってほどではなく壁から水が伝わっている噴水場みたいな感じです。
洞窟風呂から塩釜サウナ方面を見ると、木々の緑が映えています。
露天は八角風呂、滝見の湯、洞窟風呂、五右衛門風呂(3つ)、香り風呂、水風呂
砂蒸し風呂(別料金)、塩釜風呂(サウナ入り口)と多種多彩です。
木々が多く自然感が出ています。
※令和5(2023)年8月31日に閉店しました。
温泉は使用していませんが、混んでいます。
2014年のリニューアル前に3回行った時の記録です。
駐車場は第1から5と、5か所に分かれています。
210台分のスペースがありますが、車でいっぱいです。
百観音温泉の入り口横には、観音堂とまんじゅう屋さんがあります。
百観音温泉の説明と由来の板が数カ所出ています。
温泉は天然ガスとともに地下1,500mから自噴、湧出量4,800リットル。
(分析書では2,250リットル、実際の使用は500リットル)
※新聞記事の事業部長のコメント読むと実際に使用しているのは
500リットルとのことで、実際には、湧出量のすごさは実感はできません。
<温泉スタンド>
100円で30リットル。2012年4月1日をもって休止となりました。
<温泉貯湯糟>
温泉貯湯槽が立ち並びます。
温泉の文字と温泉マークは左手の露天風呂からもよく見えます。
貯湯槽の下には、パイプが何本も巡らされています。
給水(井水)、源泉(高温)、源泉(低温)
高温の源泉と低温の源泉で温度調整をしているようです。
井水のパイプが太いのですが、熱交換で冷やすためでしょうか。
<百観音温泉井掘削工事柱状図>
掘削深度1.5km 源泉温度57.3℃ 源泉湧出量4,800リットル
1998年10月1日掘削成功 自噴泉
孔底深度1,500mの図解があります。
大型増設露天風呂の写真が外に飾ってある
2005年5月3日に完成
「菩薩の湯」岩組の露天風呂と、「阿弥陀の湯」洋風の露天風呂。
<営業時間>
平日は8時からですが、土日祭日は朝6時半から営業していて、
露天風呂には「朝風呂に入る会」寄贈の植樹があります。
<受付>
くつ箱、ものすごい数です。100円リターン式。
フロントでくつ箱の鍵を預け、ロッカーの鍵を受け取ります。
1階に食堂があります(以前は喫茶スペース)。
2階は個室付貸し切り風呂が全部で5つあります。お休み処があります(以前は食堂)。
<日本温泉協会利用証>
「当温泉は100%天然温泉をかけ流ししております。
ろ過循環等は一切行っておりません。館主」の掲示があちこちに出ています。
貸し切り風呂はかけ流しですが、すべての浴槽がかけ流しなわけではありません。
日本温泉協会発行の天然温泉利用証は、浴槽ごとの評価ですから、
どの浴槽についての評価であるか必ず記載されています。
よく見ると「桔梗の間」つまり貸し切り風呂の評価です。
菩薩の湯の古い利用証も掲示されているものの、
「桔梗の間」の利用証がフロントはじめ、一番数多く掲示されています。
湯船が小さければ新湯注入率が高いのは当然で、
小さな湯船の利用証をメインに掲示しているのは、羊頭狗肉と思ってしまいます。
(日本温泉協会のサイトは現在も桔梗の間を掲示しています。)
「菩薩の湯/内湯」の利用証は、 内湯の気泡湯でない、小さい浴槽の評価と思います。
<源泉と湯づかい>
源泉名「東鷲宮百観音温泉」
泉質 ナトリウム-塩化物強塩温泉(高張性弱アルカリ性高温泉)
泉温 57℃ pH7.9 湧出量 2250リットル 掘削自噴
成分総計18.32gの高張泉
影響を与える事項は
「 ・衛生管理のため、循環装置(ヘアキャッチャー)を使用しています。
(一部の大形露天風呂は除きます)
・衛生管理のため、塩素系薬剤(ピューラックス)を使用しています。」
1日1,000人弱の利用者なんで、
循環(ヘアキャッチャー)や塩素消毒も致し方なしといったとこです。
<浴室>
浴室は「阿弥陀の湯」と「菩薩の湯」、2週間毎に男女交代(現状未確認)
浴室に入って「かぶり湯」(湯口は結構ぬるめ)と「サウナ」、その奥に「水風呂」。
洗い場、カランは20ヵ所で間隔が狭い。
内湯は浴槽が2つ。「内浴槽(やや熱め)」「気泡湯(ジャグジー)」
脱衣所から浴室に入った時点で、え?!塩素臭。。。
喜連川の塩素投入高張泉のハートピアと同じような独特の臭いです。
喜連川の露天風呂は塩素投入ないので、たぶん塩素の臭いかな。
気泡湯は湯口は確認できず。
内浴槽は4人ほど入ると満員となるぐらいの小さな湯船です。
湯口から源泉がちょろちょろ注がれています。
色つきはここが一番濃かったような気がします。
脱衣所の入り口に掲げられている利用証は
この浴槽についてだと思われます。
正面の出口を出てすぐ、「打たせ湯」があります。
ボタンを押すと2メートルの高さから大量の源泉が落ちてきます。
最初は痛いが慣れると心地よくなってきます。
打たせ湯の先に上下2段の露天風呂があります。
上段の「露天風呂(立ち湯)」は深くて熱いです。
不思議なことに湯口に手をかざすとぬるい。
高温の湯口が湯舟中にもあると確信、湯底に熱い部分がありました。
下段の露天風呂は上段からのオーバーフロー分が湯口となっています。
上下2段の露天風呂の左側にも露天風呂があります。ここは現在炭酸泉となりました。
3つの露天風呂の先に「寝湯」があります。
ボタンを押すと一定時間、ジャグジーになる。
一番奥に行くと、「大型露天風呂」。景色は源泉タンクとマンションと空。
湯口のある方面から温度差があります。
(改装で小さくなり、「寝ころびの湯」が設けられました。)
露天風呂の湯口先の湯面は、洗濯した時のようなブクブク泡が発生しているかと思うとそうでもない。
手すりも備えられバリアフリーは意識されている割には、ここにくるまで段差はありました。
日本天然温泉審査機構より全ての項目において最高ランクを認定というのは、
5つの貸し切り風呂のひとつの「桔梗の間」のことで、新湯注入率が低率だと思われる浴槽の利用証の掲示はありません。
薄茶ささ濁りの湯なので、各浴槽とも吸い込み口は確認できず、影響を与える事項を見てしまうと有り難みが薄れます。
大量のザコザコ源泉投入見られなかったし。
2時間30分いたら翌日は疲れて起きられず温泉に行けませんでした。
実力高い湯であることは確かです。