石川町は、変成岩と花崗岩類の2つの異なる岩石帯が接するところで
ここから産する鉱物は、希元素鉱物をはじめ150種類を越えています。
戦時中には理化学研究所が原子爆弾の研究を行っており、
その工場と研究施設が存在していた場所に資料館は建っています。
特異な地質が東北でも有数のラジウム温泉を生み出した背景にあります。
五浦海岸に面して「風船爆弾放流地跡 わすれじ平和の碑」(昭和59年建立)があります。
長い碑文があります。
この辺一帯は 昭和19年11月から昭和20年4月までの間、
アメリカ本土に向けて風船爆弾を放流した地です。
風船爆弾は50時間前後でアメリカに着くとの説明が記されています。
○北茨城市歴史民族資料館(野口雨情記念館) 北茨城市磯原町磯原130-1
1階が野口雨情の展示で、2階に風船爆弾の十分の一の模型が展示してあります。
○重監房資料館 草津町草津白根464-1533国立療養所栗生楽泉園隣 0279-88-1550
草津温泉とハンセン病について見学無料で学べます。HP
湯畑右岸一番手前の7本目は、栗生楽泉園に引かれているものです。
知っている人が戦後ここに務めていたので聞いてみたけど痕跡なし。
HP→ここ ブログ→ここ
草津聖公会霊園(草津町営滝尻ヶ原墓苑)に、コンウォール・リー女史の墓所があります。
「コンウォールリー女史墓所入口」の石柱があります。
「我は輝く曙の明星」の碑があります。
聖バルバナ医院の創建に貢献した松本留吉の功徳を称える「頌徳碑」があります。
<糸巻き>
句碑「糸巻きに貸す手は妻と向い合い」
目立つ句碑なので記録しましたが、由来等わかりません。
JFE奥草津休暇村が、2012/3/31閉鎖し、中之条町に譲渡。2012/4/1open。
硫黄泉などの酸性泉に限って成育する特殊なチャツボミゴケが、
穴地獄(露天掘り鉱山跡)に群生しています。
日本では草津、阿蘇山など限られた火山地帯でしか見られないコケ。
穴地獄では、あちらこちから温泉が湧出しています。
湧出しているところは真っ白、そこに緑一色のコケが映えて壮観です。
穴地獄全体が温泉で、湯温はぬるいかな程度ですが、それでも下流の川や滝から湯気が立っています。
川を流れる温泉とチャツボミゴケの壮大な景観に感服します。