ほっと湯WEB【福島】
 
 いわき市 【 谷地温泉 二子浦温泉 小名浜 】


【谷地温泉】
谷地温泉 石川屋  いわき市大久町大久字下谷地17 0246-82-2696

 いわき市には、地味に鉱泉が多く点在しています。
 ぬるすべ浴感ピカイチの石川屋で入浴したら、長居して他に回る時間を失いました。

 谷地温泉は「田村屋」「石川屋」が隣同士に並んでいます。
 分析書が見あたらず、ご主人も成分がなんにもなくてねぇとおっしゃっていたので、
 温泉法に規定する温泉ではなくなったのかもしれません。
 サイトには温泉・鉱泉の文字はなく「お風呂」「単純アルカリ泉」の表記のみです。

 シャワー、カラン、掃除用蛇口すべて源泉使用です。
 馬頭には洗面台もトイレも源泉使用の宿があるので、もしかしてトイレも源泉使用?確認し忘れました。

 ご主人は「有名な温泉に比べたらうちは成分がなんにもなくてねぇ」と嘆きつつ、
 「でもpHは10.1あってつるつるしたでしょ。アルカリ度は高いんですよ。」
 「ボイラー掃除したばかりで、ボイラー掃除の時だけ塩素使うから
  一番湯だったから、ちょっと塩素の臭いしたかなと」苦笑されていましたが
 塩素臭は感じませんし、成分がなんにもなくても、
 つるつる通りこして、ぬるぬるうなぎ状態の極上のいい湯でした。

     

     

     

     

     

     

     
 

田村屋旅館 いわき市大久町大久字下谷地14 0246-82-3355

 こちらでも日帰り入浴可。

    


【二子浦温泉】
○二子浦温泉 いわき市勿来町九面坂下22-4 エ印小松水産(0246-65-2115)敷地内 14:00-20:30 

 「エ印(えいん)小松水産」の社長さんが、加工工場の敷地内に入浴施設を2005年に整備し、
 その後、家でも温泉をと、国道の反対側、源泉湧出地に温泉スタンドを整備されました。

 温泉スタンド整備後、無料の時に行ったので、現状とは異なり古い画像です。
 2011年震災後に半露天風呂が増設されています。
 入浴料は、無料→100円→200円→230円→現在250円。
 温泉スタンドは、無料→募金。

 浴槽の青いコンテナに、塩辛い高張泉をかけ流し。
 浴場の前の腰掛けも、コンテナを利用していました。
 水産加工用コンテナをフル活用、好きですね、こういう温泉。
 地元テレビや新聞で度々紹介されています。

<分析書から読みとったこと>

 当初は、脱衣所に分析書別表を掲示していました。
 源泉名「二子浦1号井」(平成元年7月21日)
 切り張りで、「3源泉分析申請者」の蘭が削除されていました。

 温泉スタンドにも分析書別表を掲示していて、こちらは「3源泉分析申請者」は記載されていました。
 源泉分析申請者は「総観株式会社 代表取締役 中島巌」となっていました。
 中嶋常幸プロの父親、故中島巌氏です。
 平成元年7月21日の決定の分析です。
 近くのゴルフ場の設計を手がけていました。ホテルも建設して温泉を引こうとしたのかも?
 二子浦1号井は、1989(平成元)年に分析を終えており、掘削に成功していたこととなります。

 皆様方のネット記録を見ると、その後分析書の掲示はなくなり、現在は小松様申請の分析書が掲示されているようです。
 総観株式会社が所有する源泉を現在のオーナーが引き継いだと推測され、2005年に湯小屋を建てられました。

     

     

     

   

<二子浦温泉スタンド> いわき市勿来町九面坂下61-1(湧出地) 9:00-18:00 無料→募金方式

 高張泉の温泉スタンドは珍しいし、あっても故障で長続きしていないので、ここは貴重かと思います。

    

     
 

○勿来の関
  
 近くに来たので、勿来の関へ。

     


【小名浜】

   
 

<みます屋>  いわき市小名浜栄町74 0246-54-1917 食堂

 市場食堂は観光客多いですね。観光客避けて、マイナーな「みます屋」へ。
 さんまナメロウ定食、美味でした。

    

    
 

<市場食堂>  いわき市小名浜栄町3-1セーラ2F(2012年2月2日栄町5から移転) 0246-54-1144 食堂

 震災移転前のかつての店舗です。

    


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