<2011(平成23)年7月新潟福島豪雨
温泉宿・温泉施設の被害と復活>
宮下温泉 桐の湯 温泉部分水没、再開目処つかず → 復活
宮下温泉 栄光館 屋根まで浸水、ボランティア支援も受け復旧作業 → 復活
宮下温泉 ふるさと荘 温泉入浴のみの営業 → 復旧し宿泊可
宮下温泉 ひだまり 通常営業(福祉系の施設は頑丈に造られているんですよね)
早戸温泉 つるの湯 温泉施設は8/1より営業。観光船は水位低下で座礁。
早戸温泉 竹のや旅館 通常営業
※2020年11月30日をもって休業です。
ひだまりや栄光館の只見川対岸にある宿です。
日帰り入浴は、10:30(月水金は15:00から)〜21:00 430円
2011/10/1から、ふるさと振興公社から栄光館が指定管理者となり運営していましたが、
現在は、ふるさと振興公社が運営しているようです。
源泉名「赤谷温泉」(掘削自噴)
男女別内湯。
湯口は以前は壁を源泉が伝わりながら注がれていたようですが、
湯口からの直接投入となっています。湯口で金気臭。
扇形の浴槽の縁は、析出物で風紋様です。
完全かけ流しで、オーバーフローした湯が外に流れていきます。
高齢者生活福祉センター「福寿草」を併設した温泉多目的集会施設。
温泉の利用は、町外は500円ですが、町民の方々は100円なので、共同湯みたいに利用されています。
源泉名「第2源泉」かけ流し(加水蛇口あり)。栄光館も使用している源泉。
源泉湯口の横に、加水蛇口があります。
屋根まで水に浸かった爪跡が痛々しいほどでした。
景色が良い!心地良い!お湯良い! かけ流しの日帰り温泉施設。
ここの川霧は幻想的で美しいようです。霧がなくても美しいですね。
2004年4月21日オープン。
公営(早戸温泉つるの湯企業組合)となり、ファミリー仕様となったかけ流しの温泉施設です。
玄関は3階となっておりエレベーターで1階受付に下ります。
エレベーターは通り抜け型で、入口と出口が反対となります。
<飲泉所>
飲泉許可が出ています。
源泉名「早戸温泉源泉」ナトリウムー塩化物温泉
<湯冷まし槽>
湯冷まし槽で源泉を冷ましています。
掲示を見ると、湯冷まし槽なんだなとわかります。
腰掛けてもいけないのもわかります。
湯冷まし槽の湯口にコップが置いてありますが、まずいので飲みません。
<内湯>
温泉は毎日入れ替えのかけ流し。
湯冷まし槽から内湯に冷まされた源泉が注がれていますが、それほど冷めてもいません。
湯色は、黄土色まではいかない黄色みが入っている時、笹濁りの時、状況によって色々。
オーバーフロー部は、鉄分含むので赤茶の痕跡を残しています。
炭酸水素イオンも多い湯です。
<露天風呂>
内湯から10歩ほど歩くと、湯小屋に露天風呂があります。
岩組露天風呂と只見川の流れが一緒に目に飛び込んできます。
露天風呂は内湯よりも酸化度が高いためでしょう、黄土色に湯が色づいています。
カルシウムイオンが多く、露天風呂の岩の湯面よりちょっと上の空気に触れる部分は、
鍾乳石発生か!状態となっています。
湯口にコップが置いてあります。
「まずいんだよね」と言いつつ、露天の湯口からすくって味見。
塩味、鉄味、炭酸味で(ヨウ素含有の微量成分ヒ素も含みます)、一言で表現すれば「マズい!」
「やっぱり、まずいよ」「全然美味しくない。」(地元民に笑われました)
ペットボトルの湯は、途中で捨てようかと思いました。
大塩天然炭酸水の美味と対極なんで、捨てませんでしたけど。
※2019年3月31日、閉館しました。
新館と湯治部があり、日帰りは湯治部(旧館)の風呂利用となります。
「早戸温泉源泉」のかけ流しの内湯を終始独占状態の贅沢を堪能。
つるの湯だったら、駐車場車いっぱいで、こうはいかないでしょう。
湯口に枡が置いてあるので、まずいと知りつつ飲んでみるとやはりまずかった。
金山町の川口温泉(取壊・更地)が一番おいしいかったかな。
昔ながらの雰囲気をとどめる良い湯でした。