「不動温泉ホテルまるなか」が2008/8/15廃業。2009/7/1新たに弘法不動の湯がオープン。
源泉名「弘法不動の湯」
申請者 黒田製作所 代表取締役黒田利行(東京都葛飾区小菅2-17-7)
影響を与える事項
加 水 加水していません
加 温 入浴に適した温度に保つため加温しています。
循環・ろ過 かけ流しのため、循環・ろ過していません
消毒剤 使用しておりません
加温するようになったので、泡付きがほぼなくなりました。
できあがる直前
取り壊されたホテルまるなか
アワ付き度、ぬるすべ度ともに、周辺ではここが一番でした。
源泉温度が41℃で、掛け流しなので、ぬるめのお湯につかっていると動けなくなるも、じわじわ汗が出ました。
浴室内ではポリタンクやペットボトルでお湯を汲む方々。
ぬるすべも凄かったけどアワアワ!には驚き!
腕や足をさすっては泡を放出してもものの数分ですぐにまたアワアワ!
※2021年4月30日閉館しました。
福島の中通りにあっては、絶対にはずせない温泉施設。湯の洪水に圧倒されます。
『「30年程前、釣り堀を造ろうと田んぼの中を掘ったら偶然温泉が出たんです。
最初は露天風呂だけ造って地元の人に開放していたら、湯の方が評判になってね。
それで、湯治客にも喜んでもらえるように宿泊もできる温泉施設を建てたんです」
と女将の赤沼勝子さん。』だそうです。(2000年3月にボイスに掲載)
国道4号線に出てる看板見たら躊躇100%でしょ、田園地帯の中の1軒宿。お抱えの「湯」がすごい。
玄関の右手方面に行くと温泉プールがあり、湯気がたっています。
温泉プール、でかい!縦25m×横25mの正方形。那須の北温泉旅館の温泉プール以上の規模です。
使われていないのが残念。
「菊島温泉効能書」
「新菊島」でなく「菊島」となっていて、かつては菊島温泉だったようです。
飲用も可能。
「ご婦人方の美容にもすぐれた効能があります」と付記されているのが
公的機関である福島県の分析だけに興味深い。
フロントからB級ワールドが漂います。入浴料300円はお安くお値打ちもの。
脱衣所入り口の上には、天狗の面が出迎え、怪しいB級ワールド。
脱衣所内にサウナがあり、壊れてるのかなと思っていると、
常連の方が「節約して電気入れてないんだよな!」と言って電気を入れると、使用可状態になりました。
脱衣所からドアを開けると内湯、「ぬるめ つるゝする湯です。」掲示。
壁の通路の手前部分が男湯、湯中の通路先には混浴風呂が待ち受けています。
ここの男湯部分だけでも、湯量豊富でぶっといパイプからドカドカ源泉投入には圧倒されます。
男湯、女湯、混浴湯船は天井で繋がっていて、混浴浴槽への入り口は、女湯のほうは扉があります。
茶色の透明な湯はぬるすべ。ぬるめで長湯できます。
混浴風呂も湯量がすごすぎる。すご〜い!の一言。まさに滝状態。
オーバーフローは洪水状態。
洪水の行き先は、庭の池へ、プールへ、池もプールも湯煙をあげていました。
弘法不動の湯や新菊島温泉に比べると、ヌルスベ度もいまいちで、物足りないかな。
すいていて良いですけど。
源泉:鏡石温泉
湧出地:鏡石町大字鏡田字牛池324
泉質:アルカリ性単純温泉
泉温:38℃
影響を与える事項:加温、循環ろ過、塩素
震災で被災し、その後、建て替えられました。