ほっと湯WEB【福島】
 
 奥土湯

  ○ 奥土湯
  ○ 土湯温泉


奥土湯】
小滝温泉  福島市土湯温泉町字下隠台8 024-595-2020

 観光協会に寄ると、小滝温泉は本日「入浴不可」表示でしたが、行ってみると「どうぞ〜」
 
 土湯温泉の主力源泉を使用しています。
 内湯は「循環ろ過、塩素」。塩素臭します。

 露天風呂はかけ流し。
 障子戸の上から清流が見えます。
 障子戸は開けられるのですが、目隠しで開かないと思いこんでいました。
 開けられたんだなぁ。

     

   

     


川上温泉  福島市土湯温泉町字川上7 024-595-2136

 奥土湯の川上温泉。福島西IC降りて20分と至近です。
 自家源泉5か所と湯量豊富。

 各浴槽と源泉使用状況は、宿HPに詳細が掲載されています。
 ・川上温泉(37-イ、13-2 混合泉)57.2度 37L →万人風呂、あすなろ風呂
 ・川上温泉(26-7、26-3 混合泉)59.0度 200L →半天岩窟風呂、万人風呂
 ・泉屋・扇屋 68.3度 15L →土砂崩れ給湯不可
 ・川上温泉(37林班口) 60.2度 9L →家族風呂

     

    

<穴湯・半天嵒窟風呂>

 日替わりで男女交換となるので、利用できる日を確認して行きました。
 宿の外から見ると、山の裾を掘っており、木々が覆いかぶさっています。

 奥深い洞窟ではなく、半分洞窟、半分露天のT字型です。

 洞窟の奥にパイプ湯口があり、平泳ぎで向かいます。源泉「どど〜ん」と投入。
 露天部分にはパイプから湧水で加水。
 使用されていない打たせ湯へ、オーバーフローしていきます。

 影響を与える事項は「加水、加水用の湧水に飲用として塩素消毒」。
 加水分にまで説明を記載しているのは初めて見ました。

    

     

    

     

<木湯・あすなろ風呂>

 万人風呂が掃除中で、あすなろ風呂ももうじき掃除かなと思い、
 入れますかと聞くと、これから掃除で脱衣所がちょっと汚れているけれどもどうぞ〜。
 カランひとつ、家族風呂のようにこじんまりとした内湯です。
 湯の鮮度が良く、白い湯花が舞っていました。
 (現在の湯口は見た目が良くなっています。
  2018年11月1日から万人風呂と同じ源泉を使用しています。湯花は見られなくなったかな?)

    

    

<立湯・万人風呂>

 掃除をされていた方に、「あすなろ出ました!」と声をかけ、
 湯花すごいと述べたら、その湯花を汚れと勘違いする人が多いそうです。
 万人風呂はプールみたいに広いので見てごらんとのことで拝見。
 こちらは湯花は見られないとのことです。

  

<華湯・家族風呂>

 見学&解説をお聞きしました。
 ここが一番湯花が多く、一番熱いそうです。
 家族風呂2つのうち、左が湯花が多いそうです。
 左の家族風呂は右より熱いので自分で加水が必要で、水を止めないで出る人がいると、
 宿としても、次に入る人も困るそうです(温度調整のため、浴槽が一部繋がっているので右にも影響)。

  


○東海温泉(閉館)  福島市土湯温泉町字川上27-2

 2011/2月末閉館、4月破産申請、負債2億4000万円。
 東海温泉で使用していた源泉は、川上温泉が使用していましたが、土砂崩れで使用不能となったようです。(川上温泉HP)

    


○不動湯温泉 白雲荘  福島市土湯温泉町大笹25 024-595-2002 10:00-17:00 700円

 不動湯温泉「白雲荘」全焼
 2013年8月29日午後9時35分ごろ、福島市土湯温泉町にある不動湯温泉の旅館「白雲荘」で火災があり、
 旅館と物置の計約700平方メートルが全焼しました。
 大正6年創業の老舗で、詩人の高村光太郎と妻の智恵子が宿泊した記録が残っていました。

 高村光太郎・智恵子夫妻は、昭和8年8月24日から、約3週間温泉めぐりをします。
 川上温泉(福島)、青根温泉(宮城)、不動湯温泉(福島)、塩の湯温泉(栃木)の順です。
 この東北旅行最後の旅程であった塩原温泉には、10日以上も滞在、塩原温泉は、ふたりが旅した最後の地となりました。
 昭和8年の最後の旅で宿泊した宿で現存していた家屋は、不動湯温泉と塩の湯の柏屋でしたが、
 現存家屋は柏屋だけとなりました。

 2016/4/30、日帰り施設として入浴再開しています。
 川沿いの露天風呂は以前と変わらないと思います。
 2021年10月17日をもって閉館しました。
 
     

 焼失した家屋

     


土湯温泉

 主力源泉である土湯温泉2号泉等(2号泉、15号泉、16号泉、17号泉の混合)は、
 土湯温泉街から約2kmの荒川源流沿いから、130℃前後の熱水が噴出し、湧水を加える噴気造成泉です。
 (※15号泉は減衰・熱量低下により休止中)

 温泉供給事業は、平成9年3月、旅館や商店等の自営業者が出資し、「湯遊つちゆ温泉協同組合」が設立され、
 福島市から地元へ移管されています。

 毎分1,400リットルを8旅館と 40事業所(いわゆる一般家庭)、公衆浴場、3ヶ所の足湯へ給湯しています。

 泉質は、無色透明の単純温泉で弱アルカリ性。

 組合が土湯温泉街の利用量の約65%を供給しており、
 独自源泉のみで対応している旅館は、土湯峠地区温泉郷の6旅館と、
 土湯温泉街の3旅館(福うさぎ、錦滝旅館、川上温泉)の計9旅館で、
 その他は独自源泉を有していても、組合から配湯されています。

<源泉から1.0kmの温泉中継槽>

  

荒川土木遺産>

 荒川流域の治水砂防事業は土木遺産に認定され、流域砂防堰堤十五基は、登録有形文化財として登録されています。

    

<土湯温泉足湯>
 
 ・下ノ湯足湯  閉鎖しました。
 ・足湯「きぼっこの湯」 福島市土湯温泉町下ノ町 2018/4/26open
 ・月のゆぶじぇ  福島市土湯温泉町杉ノ下36
 ・かじかの湯  福島市土湯温泉町八郎畑2
 ・土ゆっこ  福島市土湯温泉町上ノ町8 2016年4月再開
 ・偲いの湯  福島市土湯温泉町杉ノ下 2013/4open 2018/4閉鎖
 ・まはさる手湯・足湯  福島市土湯温泉町上ノ町2

 かじかの湯には足湯のほかに手湯もあります。
 かじかの湯の駐車場へ通じる階段のたもとにも手湯らしきものがりました。
 手を入れたら、冷たかった。こちらは清水のようです。
 猿がわき水を飲みに来ていました。
 近寄ると逃げていったので、日光のように人間慣れはしていないようです。
 なお、観光協会では熊よけの鈴を売っています。

     

   
 
 手湯はかじかの湯だけです。まさはるに手湯がありましたが、足湯に変化しています。

    


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