<水戸市内の温泉>
水戸市内にかつてあった温泉はことごとく廃業。
成沢鉱泉(全館閉館、営業宿なし)、常陸の湯(2010/7/10閉館)、夢の湯(2010/9/30閉館)、
湯小屋泉荘(2016/1/31閉館)。
温泉営業は内原鉱泉「湯泉荘」のみとなりましたが、
株式会社レッツ文化村が運営する日帰り温泉施設(水戸市下野町)が、
2019年(令和元年)8月5日より営業開始しています。
<案内看板>
要所要所に案内看板が出ています。
<広大な駐車場>
広大な駐車場です。車が奥に数台駐まっているだけです。営業的に大丈夫なのかな。
案内板に従って歩いていきます。最初の建物は違いました。
左手に進むと温泉棟の裏手です。一番端の玄関まで歩きます。
温泉棟前には、車が駐車していて、皆さん近いほうに駐めているんですね。
<日帰り温泉棟/受付>
受付は玄関ではなく、奥となっています。
下足箱鍵を渡し、ロッカー鍵を受け取ります。検温実施。
入浴料700円は期間限定ではなくこれからもとのこと。
<館内>
館内には、広いテーブル席と畳敷きの大広間があります。
人がいない。。。
<脱衣所入口>
脱衣所入口には「レッツ温泉」の暖簾がかかります。
あちらこちらに健康器具が置いてあります。
健康増進施設の指定を厚生労働省から受けています。
<脱衣所>
「浴場・洗面所の水は飲めません。飲まないで下さい。」
ということで、脱衣所内に水が置いてあります。
<分析書>(分析年不明)
分析書は玄関と脱衣所入り口にあります。
印刷看板なので、一部省略してあり、分析年など不明です。
源泉名「源泉水戸内原元湯温泉」メタけい酸の項により温泉に適合
pH:9.4 泉温:16.1℃ 成分総計:0.162g
影響を与える項目の掲示はありませんが、
「加温、循環ろ過、塩素」でしょう。塩素臭は感じました。
ため池ではなく、一定の源泉投入があります。
公衆浴場営業許可は平成25年7月。通所介護事業の場所だったようです。
<浴室>
サウナと水風呂があり、内湯のみの2連浴槽に温泉を使用。
温泉は、浴槽によって温度差はありません。ぬるめです。
それぞれ壁側に循環吹き出し2箇所あり。湯底面吸い込み。
中央に湯口。両浴槽へ湯が投入され、定期的に加温湯がドバッと出てきます。
成分総計0.162gの規定泉ですが、思いのほかぬるすべです。
浴槽は真中で繋がっていて、手前の浴槽縁から溢れる程度にオーバーフローしています。
露天風呂がありますが、整備中、閉鎖と記され、供用されていません。
住所が三湯で、昔ながらの鉱泉です(温泉法の温泉かは不明)。
湧水の池の中の島には湯泉神社があり竜神様が祀られています。
竜神様の先の島にも小さな祠があります。
「臨時休業」の札が玄関にぶら下がっていて入浴できず(2020年11月)。