<リニューアルオープン>
2018年9月10日にリニュアールオープンしたばかりで、真新しいです。
昭和54(1979)年12月1日創業、2017年8月7日休館、2018年9月10日新築オープン。
昭和53(1978)年10月井戸を掘っていたら、偶然にも温泉にぶち当たったもの。
<入口>
入り口は、大きな岩があり日本庭園のようで銭湯の雰囲気ではありません。
コインランドリーも雰囲気良くおさまっています。
<千年温泉からのご挨拶>
パンフレットからの引用です。
「千年温泉からのご挨拶
地域の皆様に、天然温泉のある銭湯として愛されて50年。
老舗の千年温泉が、2018年9月にデザイナーズ銭湯としてニューオープン致しました。
下足の木札、富士山のタイル絵、ビン牛乳など銭湯らしさを残しつつも、
お洒落で開放的な待合室、カウンター式のフロント等で、
お年寄りから若い方、ファミリー、カップルまで幅広い皆様に、
末永く愛されるお店を目指しています。」
<駐車場>
第1駐車場が裏手にあり、7台ほど駐車可。
第2駐車場がセブンイレブンの横にあり、5台駐車可。
駐車場の路面にも、鶴のロゴマークがあります。
<健康長寿の願いをこめたのれん>
パンフレットからの引用です、
「千年温泉に訪れたお客様が最初に目にするのれん。
千年長生きするという縁起のいい鶴をあしらったのれんを、伝統的な製法で制作しました。」
暖簾の中央の千年温泉のロゴマークですが、鶴にしては太っているので、最初は鳩だと思っていました。
暖簾に左に「千年温泉」の文字、右に「天然温泉
漆黒の湯」
<本物のオリジナルステンドグラス>
パンフレットからの引用です。
「ステンドグラス工房「アートプレイス」さんに制作を依頼した
千年温泉の鶴のロゴ入りのオリジナルステンドグラス。
大正ロマン風の本物のステンドグラスがお客様をお迎えします。」
<下足箱〜ロビー>
下足箱の鍵は木製、ロッカーは備え付けの鍵で、コイン不要の銭湯様式も残しています。
自動ドアからロビーに入ると、左手に券売機が2台あります。
コイン投げ込み式で、1枚1枚投入方式の先入観があったので、どこにお金を入れるのかちょっとまごつきました。
ボタンは大きくわかりやすいと思うのですが、隣りにいたおじいさんは「わからない」と言って、
受付の人に買ってもらっていました。
<待合所>
1階ロビーにテーブル席があります。
<休憩ホール>
2階に休憩ホールがあります。鏡張りで広いです。
<脱衣所>
日帰り温泉施設のような脱衣所です。縦長ロッカーもあります。
新築前の以前の銭湯で使用していたと思われる体重計や、竹かごも置いてあり、
ドライヤー3分20円が銭湯を思わせます。
「Don't take photographs」との注意書き。英語だけの表記は初めてみました。
<源泉名>
源泉名「千年温泉」台帳番号22号 ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉
「加温、循環装置使用、塩素系薬剤を使用」
分析書が昭和53年と平成21年の2つ、掲示されています。
昭和53年7月20日の分析書によると、有機物311.7mg。
平成21年の分析書に腐植質の項目はありません。炭酸水素イオン1036.0mgのハイスペック。
郡司勇さんのサイトを参照すると、神奈川県の現在の温泉では一番黒いのではないかと思います。
<内湯>
かけ湯、飲み水、ジェット風呂、シルク風呂、高濃度炭酸泉、水風呂、サウナ。
温泉は使用していません。
北斎のモザイクタイル絵を楽しめます。
<圧巻!北斎のモザイクタイル絵>
パンフレットからの引用です。
「千年温泉では、北斎の波と赤富士をモチーフにした日本画をモザイクタイルで壁に描きました。
モザイクタイルは職人さんが何種類ものタイルを組み合わせて作る綿密な作業。
入浴しながら貴重なモザイクアートを楽しめる、贅沢な空間です。」
浴室は男女固定だとしたら、男湯が波、女湯が赤富士です。
<露天風呂>
露天はほとんど囲われていて、外気に触れられるぐらいです。
静かにとの注意書きが住宅街の銭湯だとということを実感します。
地蔵さまがおられます、照明があるので、夜はアップされるのでしょう。
露天風呂に漆黒の湯を使用しています。
黒湯の浴槽が3つに分かれていて、奥から黒湯・電気風呂・黒湯となっています。
温度は41.4℃の表示でした。
熱いの苦手なので、ちょうどよい心地。
露天風呂で明るいというのに、湯舟に体を沈めていくと、漆黒の闇に吸い込まれるように何も見えない。
郡司勇さんのホームページでは、以下記録しています(新築前の入湯記)。
「300mgを超える有機物の含有量は国内でも屈指でいままで最高値であった
鶴見の松の湯435mgや横浜の鎌倉館364mgなどが廃業しこの千年温泉がトップクラスであろう。」
千年温泉が廃業せずに、リニューアルオープンしたことに感謝します。
<パンフレット>
千年温泉のすぐ近く。
千年交差点から綱島方向すぐ左。
水風呂も源泉。
有機物61.5mgでそそられますが、熱いの苦手でパス。
薪で湧かしている銭湯の煙突って、焼却炉型が多いと感じてるのは必然?偶然?