<格天井>
左手女湯、右手男湯。自動ドアから入ると、番台。
脱衣所は天井高く、格天井。
天井も床も何度も塗ったであろうニスでテカテカに光っています。
マッサージチェア、ソファ、イスと、座る場所が多く用意されています。
ドライヤーは20円。
庭があり、喫煙スペースとなっているので、外に出られます。
石碑らしきものがり、文字が刻んであるのかどうか、痕跡が見えないのが残念。
浴室方面に向かって、石橋があるのも風情があります。
<源泉名>
源泉名「永楽湯−黒湯」ナトリウム−炭酸水素塩冷鉱泉(アルカリ性
低張性 冷鉱泉)
「加水、加温、循環ろ過、塩素」
平成20年と平成30年の2つの分析書が掲示されていました。
成分総計2.057g(2.010g) 炭酸水素1190mg(1150mg) 有機物 記載なし(145mg)
平成30年2月14日の分析書には有機物の記載がありませんが、
平成20年の分析書と見比べると、150mgちょっとぐらいかと思います。
お湯張りの時に加湯しているのでしょうか、透明度は10cmほどです。
<黒湯浴槽>
黒湯浴槽は、深い湯と浅い湯に分かれており、
手前の小さな浴槽が浅く、奥の大きな浴槽が深くなっています。
大きい浴槽が浅いと思いこみ、こけそうになりました。
奥の浴槽は気泡風呂です。両浴槽は下でつながっています。
両浴槽には源泉の自在蛇口があります。
小さい浴槽の上部排湯口へオーバーフロー。
常連さんも両蛇口を開いて、うめていたので熱くありませんでした。
湯温計は44℃を示していました。
レトロで風情あり、源泉のスペックが素晴らしいのですが、
加水と掃除が不十分なのが残念です。