温泉チャンピオン郡司勇さんもレポしている横浜市の温泉銭湯「いなり湯」へ。
<外観>
煙突の階段を猫が上っています。銭湯芸術家「ウエハラヨシハル氏」の作品です。
「わ」板(わいた)が出ています。閉店の場合は「ぬ」板(抜いた)が掲示されます。
度々お見かけするウエハラ氏の作品です。
拍子木が掲示されています。ウエハラ氏の作品です。
サッカーボールを猫がヘディングしています。ウエハラ氏の作品でしょう。
<下足箱>
下足箱は数種類あり、松竹錠もありました。
いなり湯ですからね、カギをくわえたお稲荷さんもおられました。
<分析書>(平成27年4月28日試験。( )は平成17年5月1日分析)
源泉名「いなり湯」台帳番号第50号
ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉(アルカリ性・低張性・冷鉱泉)
成分総計1.053g(1.035g) 炭酸水素イオン:687mg(657mg) 有機物(COD):12.8mg(21.0mg)
泉温:17.3度(16.8度) pH8.6(8.7) 掘削:60m
可燃性天然ガスの濃度は措置を必要としない基準に該当することを確認。
<影響を与える項目>
「源泉温度が低いので加水(湯)しています。加温しています。
循環装置等の使用なし。消毒処理行っていません。」
消毒処理は行っても良いとは思います。
<格天井>
格天井からシャンデリアがぶらさがっています。。
脱衣所はとにかく物が多いです。
外にコインランドリーがありますが、脱衣所内にも洗濯機と乾燥機が置かれています。
ウエハラ氏の作品もどこかにまぎれているのでしょう。
<浴室>
壁絵は瀬戸内海のペンキ絵です。
<温泉浴槽>
「重曹冷鉱泉」「有機物含有量、全国で2番目」
とありますが、分析書をみると、有機物(COD)は10年で21.0?から12.8?と大幅に減少していますが、
黒湯としては十分堪能できました。
黒湯には電気風呂が設置されています。電気を避けた場所で温まりました。
湯温計は45℃を指していました。深湯です。
浴槽が深いので見た目は真っ黒ですが、透明度は20cmほどで、薄めの印象です。
<源泉シャワー>
非加熱源泉をそのまま浴びられる源泉シャワーが、
温泉浴槽のカラン部分併設と、浴室入口左手の2ヶ所にあります。良いですね。
ケロリン桶にシャワーの源泉をためると、かろうじてケロリンの文字が消えました。
加水(加湯)なしの源泉シャワーを頭からかぶってあがりました。