親不孝通りを行くと「18禁」マークのほかに「ゆ」マーク!
入口が道路に面していないので、わかりにくいです。
伊勢佐木町にある、地下70mから湧出した温泉を使用した銭湯です。
創業は1936(昭和11)年、1983(昭和58)年3月の新築時より温泉を使用しています。
分析したら温泉だったのパターンのようです。
階段上がって受付は2階。入浴料490円を払ってロッカー鍵を受け取ります。
<脱衣所>
力士の手形が飾ってありますが、50年以上も前のもので、古すぎて知らない四股名ばかり。
脱衣ロッカーは、松竹錠とさくら錠の混在です。
<分析書>(平成25年11月21日分析)
源泉名「伊勢佐木町温泉」ナトリウム?炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉(弱アルカリ性・低張性・冷鉱泉)
(昭和58年の分析書では源泉名「利世館温泉」)
利用許可昭和59年7月13日
泉温18.4℃ 成分総計1596mg 炭酸水素イオン738mg
腐植質の項目はありません。昭和58年8月31日の分析書では有機物32.9mgとあります。
<影響を与える項目>
「温度調整のため、加温水を加えている。入浴に適した温度に保つため加温。
循環装置等なし。塩素系薬剤を浴槽に直接投入」
<黒湯の温泉>
洋館をイメージ。床はタイル模様となっています。
レンガ調タイルで山(だと思う)が描かれています。
コンパクトな黒湯浴槽の横には、さらにコンパクトな水風呂があります。
透明度は15cmほど。自在カランあり。湯温計は44℃を示していました(体感的には43℃)。
浴槽壁側に熱交換器のパイプがありました。循環ろ過なしなのはグッドです。
加湯あり掲示だったので、浴槽内の黒湯(左)と、源泉カランの黒湯(右)を汲んでみましたが、
気持ち薄いかな程度で、さほどの差異はないようです。加湯はお湯張りの時だけかと思います。
<ロビー>
ロビーのソファー席に座ると、親不孝通りがよく見えます。