昭和2(1927)年創業、昭和13(1938)年築。
昔ながらの薪を併用していましたが、低い煙突に変わったので現在も薪を使用しているかは不明。
<弓矢と「わ」板>
入口左手に弓矢。「弓射る」(ゆいる→湯入る)
入口右手に「わ」板の表示(閉店後は「ぬ」板)
<七福神ほか>
門構えの七福神は昭和13年当時のもの(柴又帝釈天の門前の園田仏具店作)。
<縁側>
代名詞の「キングオブ縁側」は基本男湯にありますが、水曜男女入替があります。
休憩室から一部観覧可能とはなっています。
縁側は「タカラ湯ホームページ」にて。
茶色の床が光っていて、庭も含めて手入れが抜群に良いです。
大きな石燈籠もあったりと、素晴らしい縁側ですね。
<浴室>
ケロリン桶多い。数えなかったけど多い。
リンスインシャンプーとボディソープが浴室入って右手に2セット置いてあります。
井戸水を使用しているようで、水道水と違って刺激のない感触かな。分析したら規定泉になるのかどうか。
薬湯の壁絵は地獄絵。薬湯は熱くなく普通です。
○大黒湯 足立区千住寿町32-6
大黒湯は、昭和4(1929)年創業。
※2021年6月30日、閉館しました。自動販売機が撤去された以外は建物は健在です。
<大黒湯跡地>
大黒湯跡地は、コインパーキングとなりました。
<大黒湯唐破風屋根(移築保存)>
大黒湯の唐破風屋根が安養院に移築保存されました(2022年9月23日「完成披露の日」)。こちらで記載。
〇稲荷湯 北区滝野川6-27-14 03-3916-0523
稲荷湯の建物は昭和5(1930)年築で、国登録有形文化財です。
2021年1月、久しぶりの入湯。営業終了が21:00までとなりました。
煙突が迫力あります。
玄関の彫刻も味があります。下足箱は松竹錠です。
草津温泉ハップは、緑がかった白濁です。
高い天井を見ながら開放感あります。右手にはレトロな広告。
リンスインシャンプーとボディーソープ備え付けです。
昭和レトロな銭湯に、草津温泉ハップの人工温泉で、自分はくつろげます。
【以前の入浴体験】
薬湯が草津温泉で、見た目は緑がかった白濁で草津温泉らしくないのですが、
臭いは草津温泉そのものでした。翌日まで体の硫黄臭が抜けません。
トイレが脱衣所の外にあり、昔ながらの銭湯の雰囲気です。
浴室内の天井がとても高い、高い!
浴室の窓は紅葉の磨りガラスなのも乙です。湯船横の広告も味があります。
(脱衣所、浴室は撮影禁止なので、脱衣所の外のトイレだけ撮影)
昭和の香りが色濃く残っている銭湯です。
煙突は必見と思います。