深川芭蕉通りから小名木川へ向かう道路沿に「深川温泉
常盤湯」はあります。
2023年3月16日、リニューアルで露天風呂に温泉を使用しています。
江東区にある銭湯では、唯一の温泉銭湯です。
外観は宮造りで、コインランドリー併設です。
庭の池は潰して露天風呂となっているので、以前あった池の鯉のイメージでしょう。提携コインパーキングがあります。
専用駐輪場もあります。露天風呂は左手にあります。右手に温泉タンクと小さな煙突があります。
暖簾をくぐると、近代的な下足箱。硬貨不要で、下足キーと交換で脱衣所のロッカーキーを受け取ります。
<内湯>
浴室内の上は、高い天井で昔ながらの銭湯です。
田中みずきさんが描いた富士山と宝船のペンキ絵が浴室を彩ります。
掛け湯があって、シルキーバスのほか、高濃度浸透炭酸泉まであります。
洗い場は個室ブースもあり、リンスインシャンプーとボディーソープが備えつけられています。
<露天>
露天スペースにはサウナ、水風呂、天然温泉「深川温泉」、ととのいスペースが設けられています。
庭もわずかに残され、古い石燈籠があります。
<深川温泉>
成分総計4.525gで、薄く黄褐色に色づき薄塩味です。
炭酸水素イオンが461.3mgと、それなりのすべすべ感もあります。
よう化物イオン1.3mg、ガス発生ありなので、深く掘れば、含よう素ーナトリウムー塩化物強塩温泉となるかも。
でも、これはこれで満足できます。
「分析書」令和4年3月3日
源泉名「深川温泉」ナトリウムー塩化物冷鉱泉(低張性・中性・冷鉱泉)
湧出地:江東区常盤2-3-8
泉温:17.4℃ pH:7.3 成分総計:4.525g
<影響を与える事項>
「加温、循環ろ過、塩素」です。
加水なしがよいです。塩素臭はさほど感じず、かすかな硫黄臭らしきものを感じます。
<雑誌>
雑誌「大人の週末」に大きく取り上げられています。