ほっと湯WEB【群馬】
 

 長野原町

  川原湯温泉(移転前) 
  川原湯温泉(移転後)
   ○ 共同浴場 王湯
      ・温泉街入口
      ・湯かけ橋
      ・温泉コンクール入賞記念碑
      ・衣掛け石
      ・芭蕉句碑
      ・王湯
   ○ 源泉公園
   ○ 配湯施設
   ○ 温泉街
   ○ 豊田乳業
   ○ あそびの基地 NOA

   ○ 川原湯神社
   ○ 薬師堂
   ○ 川原湯不動堂

   ○ 道の駅 八ッ場ふるさと館
   
   ○ 上信自動車道



共同浴場 王湯  長野原町大字川原湯491-6

 コロナ対策として、マスク着用、検温、男女それぞれ10人までの人数制限、
 休憩室の座布団・枕の撤去等を行っています。
 

大沢駐車場/第2駐車場>

 大沢駐車場から歩くか、第2駐車場(トイレ付)から歩いていきます。

 大沢駐車場
     
 

 「歓迎川原湯温泉」の裏に「湯かけ祭りの由来」が掲示されています。

<湯かけ祭りの由来>
「源頼朝が温泉を発見してから約400年が過ぎたある日のこと、突然温泉が出なくなってしまいました。
  村人たちは困り果てましたが、そのうちのひとりが温泉の匂いをかいだところ、ニワトリの卵をゆでた匂いがします。そこでニワトリを生贄にしてお祈りしたところ、お湯が再び出てきたので、みんなでお祝いする事になりました。
 はじめは「お湯わいた、お湯わいた」といって喜んでいましたが、そのうち「お祝いだ、お祝いだ」と言ってみんなでお湯をかけあうようになりました。
 これが厳冬の朝、にぎやかに行われる奇祭「湯かけ祭り」のはじまりとされています。」
 

 第二駐車場
   
 

<観光マップ>

 現地の案内看板です。
 川原湯温泉協会のサイトは、http://www.kawarayu.jp/

   
 

 ぐんまちゃんのふんどしをしめた湯掛け祭り姿が印象的です。

    

   
 

湯かけ橋>

     

     
 

 ぐんまちゃんが桶から放った湯が「ゆ」の文字をかたどっています。
 現地では気づかず、画像整理で気づきました。

   
 

「湯かけ橋」を渡ると、色々とオブジェがあります。
 

<週刊読売選定 全国温泉コンクールベストテン入賞記念碑 昭和三十二年>

 橋渡ってすぐ右手。

 碑には鳩の彫像が載っています。
 1位 定山渓温泉(北海道)     6位 道後温泉(愛媛)
 2位 船橋ヘルスセンター(千葉)  7位 飯坂温泉(福島)
 3位 熱海温泉(静岡)       8位 川原湯温泉(群馬)
 4位 指宿温泉(鹿児島)      9位 嬉野温泉(佐賀)
 5位 戸倉・上山田温泉(長野)  10位 別府温泉(大分)

    

   
 

衣掛け石>

 橋渡って左手。

 源頼朝が川原湯温泉を見つけたときに衣服を置いた「衣掛け石」のレプリカがあります。
 旧王湯の傍に巨石「衣掛け石」などと呼ばれた巨石は、昭和5年の道路拡張工事で埋められました。
 その巨石が、源泉公園工事中の2018年8月に出土し、埋め戻されました。
 源泉公園にもレプリカが設置されたようです(まだ立ち入れないので確認できず)。

   
 

松尾芭蕉句碑>

 石祠と3基の石塔があり、石塔一番右に芭蕉句碑があります。

 「山路来て何やら床し菫草 芭蕉翁」(どうにか読みとれます)
 松尾芭蕉が川原湯温泉を訪れたわけではなく、芭蕉の紀行文「野ざらし紀行」に所収の句です。

    

    
 

 移設前は「芭蕉句碑」と看板がありましたが、現在はないのでわかりにくいと思います。

  
 

玄関/入館制限中>

 券売機で入浴券を購入し、受付に渡します。
 入館時間が打刻された半券を受け取ります(利用時間は2時間まで)。
 マスク着用、検温実施。入館制限中ですが、空いている様子です。

   
 

<川原湯温泉のルーツ「衣掛け石」と「笹竜胆」>

 画像クリックで拡大。

  「衣掛け石」「笹竜胆」 
 

<浴室>

 浴室は「不動の湯」「三峰の湯」があり、毎月入れ替えです。
 今回は「三峰の湯」です。
 暖簾をくぐると、湯かけ祭りの桶が飾られています。

   
 

<脱衣所>
 コインロッカーは100円有料(以前と同じ)。セーフティーボックスは無料。
 ドライヤー2台あります。

     

    
 

<内湯>

 湯口は硫黄成分で白くなっています。湯口で硫黄臭がします。
 源泉を桶で汲んでタオルを洗うと、石膏臭と硫黄臭を感じます。
 はまりそうな湯です。

     

     

    
 

<露天風呂>

 湯口近辺には白い湯華が見られます。

    

    
 

<温泉分析書>(分析年月日令和2年2月25日)

 源泉名:川原湯温泉(元の湯・新湯)
 含硫黄-カルシウム・ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉(低張性中性温泉)
 泉温:75.3℃ pH:7.41
 成分総計:2.13g 遊離硫化水素=1.7mg 

  
 

<温泉利用許可書>

 2源泉使用で、令和2年3月11日申請、3月19日許可。(内湯、露天とも)

   
 

<温泉利用状況>

 「源泉温度が高いので加水しています。
  加温はしていません。
  循環・ろ過装置は使用していません。
  消毒剤は使用していません。」

  
 

<休憩所>

 入浴料金内で利用できるようになったので、2階に上がってみました。
 コロナ対策で、休憩室の座布団・枕の撤去等を行っています。
 テーブルも間引かれて4つ、ソーシャルディスタンスを保っています。
 風変わりな光景でしたが、コロナ対策徹底している印象をうけました。
 
    

    

    

   
  



源泉公園(旧王湯/元湯源泉地)

 移転後「王湯」の下から川原湯温泉駅へ続く道が開通しています。
 途中、湖畔に下ったところに「源泉公園」があります。
 旧王湯が建っていた場所で、昔の様相とは一変です。
 源泉への湖水流入防止の工事は終了していますが、まだ立ち入り禁止でゲートで塞がれています。

    
 

 タイミング良く、水陸両用バスが来ました。

    



配湯施設

 2012(平成24)年5月に移転先の代替地で、配湯施設が完成しています。
 「配湯戻り管」の文字が見えます。移転前のたこ足から、集中管理方式での対応です。

     



温泉街

<パンフレット>

 とてもよく出来ているパンフレットで、感心しました。

   
 

<温泉街一部>

 移転まで、みなさん、気苦労が絶えなかったことと思います。
 廃業したと勘違いしていた柏屋旅館ですが、
 ギャラリー&カフェ「ハナカシワ」 と「はなかしわ有料老人ホーム」に業態転換しています。
 後から気づいたので画像はありません。

     
 

 ・山木館

  2013年9月より新天地で再開。むささびの湯が懐かしい。

     

    



豊田乳業

 2014年10月に川原湯温泉駅の新駅が高台にオープンしました。

   
 

 駅前には豊田乳業の直売所が昔ながらにあります。
 以前は駅はなく山の中の直売所でした。
 トレードマークの手にスパナを持った風の子くんも健在で、ほっとしました。
 営業時間10:00-16:00

     

     

     

   
 

<以前の風の子くん>
 豊田乳業は、ビンから紙パックに製造切り替えで、
 飲むヨーグルト等の瓶製品は、直売所でしか製造・販売していないレア品でした。
 おやまぁ、風の子くん、手にスパナを持っていますよ。
 スパナは何に使うの?意味不明なキャラはおもしろいです。
 瓶の飲むヨーグルトは、現在はありませんでした。

    
 

<豊田乳業正門前>

 最初、駅反対側の正門に行って、直売所がないので閉店したのかと勘違いしました。

    
 

<川原湯温泉あそびの基地 NOA>

 HP:https://yamba-kawarayu-noa.com/

 駅近に、日帰り温泉「笹湯」(日帰り料金800円)がありますが、
 新型コロナウイルス感染防止のためキャンプ・BBQの利用者のみの利用に限定されています。

    



川原湯神社  長野原町大字川原湯

 「川原湯地区の高台に 2017年3月にせん座した川原湯の鎮守。湯かけ祭りはこの神社の例祭。
 春祭りには太々神楽が奉納されています。」(川原湯探訪絵図より引用)

    

    

    
 

<庚申塔、馬頭観音など>
 
 庚申塔に刻まれている三猿がこれほど立体的な像は珍しい。

     

    

   
 

<庚申塔など>

 道路反対側にも、庚申塔などの石塔群があります。

  



薬師堂  長野原町大字川原湯

 「川原湯温泉に祭祀されていましたが、ダム建設の為水没する事から川原湯神社と切り離し
  この地に祭祀しています。川原湯温泉誕生の頃から存在していたと言われています。」
 (川原湯探訪絵図より引用)

 左に日光菩薩、右に月光菩薩、中央に薬師如来の三尊が祀られています。

     

<警視豊田祐三郎君之碑>

  



川原湯不動堂  長野原町大字川原湯

 不動瀧の滝壺に立地していた時は未訪問で、移転してきて初参詣。

     

    



○道の駅 八ッ場ふるさと館 足湯・温泉卵池  長野原町大字林1567-4 0279-83-8088

 本館裏手「足湯」、本館レストラン前「温泉卵池」とも、設置当初のまま健在です。
 林温泉使用で、アブラ臭香る足湯・卵池です。

     

     
  



上信自動車道 金井IC〜箱島IC

 2020年6月7日に開通した上信自動車道の金井ICから箱島ICまで走りました。
 アクセスが良くなりました。
 原町のオオケヤキ(槻木交差点)手前から渋滞するのが難です。

     

  


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