Discover 栃木 温泉文化遺産(温泉文化史)

 
 川俣温泉



○川俣一柳閣

 ※2019年5月15日、休館となりました。経営変わって、再開はありそうな印象です。
 ※経営代って、2020年秋再オープンしたようです。
  露天風呂は台風被害復旧に到らず、内湯で薬湯対応。日本秘湯を守る会未復帰です。
 

【露天風呂が営業していた時の記録】

 本館の「三水館」と1994(平成6)年10月に新設された「三雅館」の2つの建物で構成。
 フロントは三水館の最上階の5階。
 三雅館へ通路を渡り、三雅館では7階から1階へエレベーターを降ります。
 サンダルに履き替えます。誰もいません。

 入浴料1000円(10:00〜14:00)。11:30〜13:40利用で、終始貸切状態の贅沢三昧。
 入浴料高めですが、5カ所に入浴でき(女性は6カ所)、
 日帰り入浴は宿泊客のチェックイン前なので、空いている確率高く、満足できます。

     

    
 

<貸切風呂>

 大野天風呂及び女性専用露天風呂、別料金不要の貸切家族風呂が三つ。
 空いていたらいつでも利用でき、利用は30分以内との張り紙。
 貸切風呂3つとも源泉「桂の湯」を使用、影響を与える事項は「なし」の完全かけ流し。
 近隣の源泉に比べると、特徴や浴感のインパクトは弱いです。
 自分1人しかいないので、貸し切り風呂の扉は全部開いています。

     
 

【桧木風呂】
 一番手前の貸切風呂。丸太くり抜き湯口から源泉投入。冬のためか、ぬるめでゆっくり。

     

    
 

【小岩風呂】

 真ん中の貸切風呂。源泉投入それなり。気持ちぬるめのちょうどよさ。
 以前は泡風呂の名称で、湯床に無粋な金属枠のジャグジー仕様。稼働しなくて良いです。

     
 

【岩風呂】

 奥の貸切風呂。
 ぬるめです。紙が貼られ、岩風呂となっており、以前は別の名前だったのでしょう(打たせ風呂と思う)。
 現在は貼り紙なく、普通に岩風呂と表記されています。
 打たせ湯の投入口が残っています。

    

     
 

【大野天風呂】

 混浴です。
 源泉「桂の湯」を使用。広いのですが、源泉高温で熱め。
 影響を与える事項は「季節により加水」。

     
 

【女性専用露天風呂】

 源泉「八木沢上流源泉」を使用、影響を与える事項「なし」
 この源泉は湧出量が少ないので、ここだけで使用しています。
 以前は宿のホームページにも「八木沢上流源泉」の分析書が掲示されていましたが、
 現在は「桂の湯」の分析書だけ掲示しているので、
 使用源泉は「桂の湯」に切り替えているかもしれません。

   
 

【源泉小屋】
 蒸気を上げる源泉の小屋

   
 

【内湯】
 本館の三水館に「刈込の湯」(男性)と「切込の湯」(女性)。
 源泉「桂の湯」を使用、影響を与える事項「循環ろ過しながら温泉供給、塩素」
 オーバーフローありの源泉投入しながらの循環ろ過、塩素臭はあります。

   


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