「川治1号、2号」
男鹿川河川遊歩道に湧出地があります。
蘭綾を運営していたMW(ミドルウッド)の河川占用許可標識が掲示してあります。
リブマックスリゾート川治のHPには、源泉3本所有、うち2本を使用とあるので、
ちょっと上流に源泉小屋やしきものがあり、こちらは使用していない3本目の源泉かも。
川治温泉ホテル→元湯蘭綾(2017/5/7閉館)→リブマックスリゾート川治(2017/6/20open)
栃木県内では、リブマックスリゾートの宿としては、真岡、鬼怒川に次いで、3番目の宿。
鬼怒川と川治は湯づかいが良いです。
<足湯>
源泉名「川治1号、2号混合泉」。
湯口からチョロチョロお湯が落ちているものの、お湯は張られていません。
客室に半露天風呂を設置したので、湯量に余裕がなくなっていると思います。
古木のベンチは、樹齢120年の桑の木(群馬県月夜野町から)で、
看板もこの木を使用して作られています。
看板から「らんりょう」の文字が消されているぐらいで、基本変わっていませんが、
湯が張られなくなったのが残念。
現在
以前(2013/4/27に設置)
<源泉垂れ流し>
チョロチョロと落ちてきているものの、垂れ流しとはほど遠い状況となりました。
<貸切大浴場「絹」> B2階
蘭陵の時は、貸切風呂と大浴場としての使用を時間で併用しており、
日帰り入浴でも大浴場時間帯に貸切料金不要で入湯できました。
加水、加温、循環ろ過はなし。塩素投入あり。
投湯量が多く、塩素臭は気にならないです。
<岩風呂「蘭陵」、露天風呂「表日光」「奥日光」> B1階
現在は、日帰り時間帯(15:00〜)は女性用となります。蘭綾の時の看板写真です。
浴槽内に「碑」があります。
玄関横の解説によると、
「蘭綾風呂浴槽内にある「碑」は小杉放菴の長男小杉一雄(男)談となっています。
浴槽内に碑があるのは日本で当館のみと思われます。」
<大浴場「十三泉」、サウナ> 1階
加水、加温、循環ろ過はなし。塩素投入あり。
圧倒的な湯量です。
「当大浴場は、13の給湯口から100%源泉が間断なく供給されています。
また、毎日お湯を落として清掃しますが、その跡わずか60分補dで浴槽が満たされ、
ご蘭の通り、源泉が溢れるままでございます。
どうぞ、この圧倒的な湯量を存分にお楽しみ下さい。」
湯量が多く、冬の時期は湯気がもうろうと目の前が真っ白です。
<露天風呂「山河」> 1階
加水、加温、循環ろ過はなし。塩素投入あり。
雪見風呂〜
玄関横に、小杉放菴の碑があります。
「またも来ぬ鳥鳴き青葉わかはして山のよそほひならばつげこせ」
入口手前にあります。
「著名な漢学者の大橋静庵の終焉の地を示すために今市の大橋家によって建立された。」(日光市HP)
リブマックスリゾート川治(旧蘭綾)の下の河原が「賽の河原」と案内地図に出ています。
長生閣明月苑が、2017年5月1日に閉館しました。
「日光川治 今宵」が2018年2月にオープンしました。
これまでも落ち着いた風情の宿でしたが、さらに雰囲気が良くなっています。
<旧長生閣名月苑>
「日光川治 今宵」は日帰り入浴の可否は未確認。旧長生閣名月苑の時の画像です。
源泉は、「川治温泉ホテルNo.2」(現:川治2号)を使用していました。
ゲームコーナーもなくゆっくりとした時間を楽しむ風情の落ち着いた雰囲気。
旅館のつくりは細かいところまで配慮されています。
露天風呂の目隠しの竹も真新しい部分もあり定期的に交換しているのがうかがえました。
中庭の池には大きさがハンパないコイが泳いでいました。
影響を与える事項の掲示なし。
でも内湯、露天とも、湯口の量よりオーバーフローが少ない。
帰りに宿の方に確認すると、加温のため一部循環はしているとのことでした。
内湯、露天とも、こじんまりとした湯舟で、加温のため一部循環と宿の人は言うものの、
オーバーフローもしっかりで、掛け流しと言われたら、そうかなと思います。
川治では良いほうの部類で、いい湯でした。
新男鹿橋のすぐたもとにあり、一柳閣本館の姉妹館でした。
一柳閣本館は破産し、2008/3/1再開後は、伊東園グループ経営の宿に。
山味亭こうわは、2011年9月の台風で、地下の機械室が水没し営業できなくなり、
復旧できずに、2011年11月2日に破産決定しました。
小さめの内湯のみでしたが、源泉名「川治温泉ホテルNo2源泉」使用の、
源泉投入大量で、オーバーフロー圧巻のかけ流しのよい湯づかいだったので残念。
脱衣所の窓を開けると、目の前に新男鹿橋が迫っていて、男鹿川が目の前です。
浴槽の縁の切れ込みから十分過ぎるオーバーフロー。
切れ込みだけからでなく、浴槽の縁全体からオーバーフロー大量で圧巻でした。
破産
2007年末に閉館しています。