・関谷常夜灯
・愛宕神社
・鷹八幡宮
・肩切地蔵
・関谷六日地蔵尊/足尾大神
・山神
・六日地蔵尊
説明板
「関谷常夜灯
この常夜灯は嘉永五年(一八五二)に建てられたもので、
当時は愛宕神社の参道に一対あったと思われるが、正確な位置や方向は不明である。
常夜灯には西側に「秋葉山大権現、愛宕山」、北側に「金毘羅大権現、熊野三社」、
東側に「白雲山大権現、稲荷大明神」、南側に「鷹八幡宮、午頭天王」という文字が読み取れ、
台座には関係者の名前が刻まれている。
関谷宿の当時の雰囲気を伝える貴重な史跡である。
平成九年三月三十一日 塩原町文化財指定
那須塩原市教育委員会」
鳥居をくぐってからの参道は、長い急階段で神社はほとんど見えません。
常夜灯は、鳥居の脇にあったのかもしれませんし、
常夜灯が関谷宿を照らしていたようなので、もっと手前にあったのかもしれませんし、
山の上だったかも。
<城鍬舞>
栃木県指定無形民俗文化財。
「城鍬舞(大田原市上石上)」「上大貫の城鍬舞」「関谷の城鍬舞」
関谷の城鍬舞は、愛宕神社に奉納されます(道の駅で舞うようです)。
大田原城主は、付近6か村の農民に工役させ、城の築城(改修時説もあり)を行いました。
完成祝に領主が慰労の宴を催したときに、農民が即興的に平鍬を持って踊ったものが
はじまりといわれています。
カサマヤの駐車場から見ると、本堂の後ろなので、
存在を知っていないとわからないと思います。
中央に子育て地蔵、左に剣不動、右に弘法大師像掛け軸。
隣の築山庭園に、三春桜の子孫の桜と大日如来石像、足尾大神の石碑。
足尾大神は、明治時代に人力車の車夫が信仰していました。
カサマヤの展望台からは、足尾山を見ることができます。双眼鏡無料です。
<足尾山> 茨城県石岡市
足尾山は、筑波山塊の一峰で、筑波山と加波山の中間にある標高628mの山です。
古くは「常陸風土記」や「万葉集」に葦穂山と記されています。
平安時代に醍醐天皇が夢枕で常陸国足尾山神社の存在を知り、
この山の神社に祈願し足の病が治ったことから、
「日本最初足尾神社」の勅額を下賜したため、「足尾山」に改称したといわています。
足尾神社は、足の病に霊験があるとされ、人力車組合の信仰(水戸駅構内人力車組合の碑あり)、
足に関わる仕事の草鞋、靴、義足などが奉納されています。足尾神社
<足尾神社(黒磯神社内)> 那須塩原市宮町3-34
足尾神社は、黒磯人力車組合が大正9年に、茨城県足尾山の足尾神社の分祀により建立しました。
「足の神様」として人力車の車夫から信仰を集めました。
大きな草鞋が奉納されています。
「足尾山石燈籠」
奉納足尾山と刻まれた石燈籠です。
発起人 黒磯人力車組合長の名前が刻まれています。
石燈籠の上に鎮座するのは犬かと思ったら、大きなしっぽがあるので、きつねかな。
「足尾神社御神像」
平成19(2007)年に、足尾神社鎮座88周年記念で建てられました。
面足尊(おもたるのみこと)と惶根尊(かしこねのみこと)の2つの御神像。
<栃木県内その他 足尾山信仰>
足の神様であり、足の諸病、健脚、旅の安全を願う神様。人力車組合と関わりが深いかな。
足尾山 寄居大久保
足尾山 西川神社群
足尾大神・十九夜塔 黒田原
足尾大神 那須町芦野1334
足尾神社 茂木町小深1241
足尾神社 那珂川町矢又2833
足尾山神社 真岡市東郷937
※足を守護する神社として 旅の安全を願う参拝者が訪れていた神社が、
現在はバイク神社として崇敬されています。
バス停「リッチランド入口」にある「山神」(明治22年)。