旅館の掛け流し温泉
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かんすい苑 覚楽
循環ろ過
ホテル板室(休業)
日帰り入浴を始めた本館が震災後休業し、別館のほうで日帰り入浴を始めました。
大浴場、中浴場、打たせ湯、貸切風呂とあり、日帰り利用は、2階の大浴場か中浴場となります。
源泉4本所有と掲示があり、分析書が3枚掲示されています。
大浴場と中浴場、貸切風呂が8号源泉。打たせ湯が2号源泉と1号源泉かな。
○室井・高根沢共有8号源泉(1を手書きで8と修正)
申請者 大黒屋・加登屋旅館
湧出地 板室750番56
泉温 43.9℃
湧出量 370.8リットル 動力
pH 9.6
分析 平成20年3月26日
○第1号源泉
申請者 板室観光事業協同組合
湧出地 板室859番地
泉温 37.5℃
湧出量 40.0リットル 掘削自噴
pH 9.6
分析 平成22年9月28日
○第2号源泉
申請者 板室観光事業協同組合
湧出地 板室874番1
泉温 36.6℃
湧出量 105.7リットル 掘削自噴
pH 9.7
分析 平成20年4月2日
【大浴場】
影響を与える事項は、全てに該当なし。
別表は8号源泉の掲示。
怒濤の源泉投入!
【貸切風呂】
貸切風呂は1階にあります。
【うたせ湯】
第2源泉と第1源泉を使用か?日帰りだと利用できないので未確認。
【板室温泉誌】
昭和2年発行の板室温泉誌が置いてありました。
こういうの好き!むさぼるように読みました。
日帰り不可ですが、那須手形で入浴可。
「塩沢温泉組合源泉(板室4)」の加温かけ流しです。
湧出地 板室874番地先那珂川左岸河川敷地内
泉温 34.9℃ pH9.6
温泉マットといい、湯治場の風情豊かです。
創業1972年12月と比較的新しい宿です。
エステ入浴プランとか宴会入浴プランなど、入浴がらみのプランが色々とありましたが、
基本、日帰り入浴は不可でした。
東日本大震災後、被災者に温泉無料開放したところ、一般の方からも入りたいと要望が出て
日帰り入浴を始めました。宿の外には日帰り入浴ののぼりが出ています。
横や裏からは銭湯ですか?なんて思える外観ですが、
玄関から入ると、おしゃれな高級感にあふれ、意表をつく小物・大物があります。
非日常の雰囲気にどっぷり浸れます。
【黒磯温泉の歴史】
浴室前には黒磯温泉の歴史のコーナーがあります。
【内湯】
自家源泉「孝明の湯」の、内湯は加温のための循環と、常時生源泉投入。
内湯の湯口に手を入れると、冷たいのと(源泉)、時々熱くなる(循環加温)パイプがあり、
浴槽内無臭ですが、湯口近くでは鉄臭+微芒硝臭がして、湯口周辺は良い湯だなと感じます。
【露天風呂】
露天は溢れていないですが?と帰りに聞くと、
内湯は湯舟が大きいので加温循環しています。
露天は湯舟の縁からあふれさせると周りの土のところにこぼれるので、
縁からあふれない方法で排湯するよう業者にお願いしました、とのことです。
露天風呂は加温のみの掛け流しでした。
【心意気に感心】
日帰り客なのに、丁寧に温泉のことを教えてくださり、下足を出すタイミングを見計らっておられたり、
実に丁寧な対応です。
宿泊客と日帰り客の区別なく、ここは誰でもお客様という接客です。
高級宿とお高くとまることなく、被災者へ温泉無料開放した心意気にも感心します。
※2020年4月20日休業となりました。
浅草で助産院を開業していた看護師が1957年に旅館業を始めたツクバホテルチェーンが、
1991年にホテル板室をオープン。
創業者が看護師だったからか、入り口階段脇にはスロープが設けられていて、
内湯、露天風呂には手すりが設置されています。車椅子の貸し出しもあります。
高齢者や障害者に、配慮されているなと感じます。
<内湯>
自家源泉「百村の湯」、内湯、露天とも「加温、循環ろ過、塩素」
十和田石を使用しています。
<露天風呂>
露天風呂は加温されていない生源泉が打たせ湯のように投入されています。
塩素臭もせず、新鮮です。
昔の宿のサイトの写真では、露天風呂は、男女の仕切りがなかったので、
以前はひとつのお風呂だったのでしょう。
衝立の仕切りの下で湯はつながっています。
○米屋旅館
江戸屋の反対側、米屋旅館、閉館しています。
○一井屋旅館
2015/3/10閉館 2016/9/14破産開始決定
営業していた時は、活気がありました。
○板室山荘
板室本宿にある板室山荘ですが、2009年競売で閉館。
○ホテルニューこめや
幸乃湯の近く、ホテルニューこめや、閉館しています。