1981年 11月8日(昭和56年)喜連川温泉湧出
1982年 喜連川温泉浴場オープン
1983年 喜連川町老人福祉センター「喜連川城」オープン → 震災で廃止・取壊
1983年 温泉自動販売機(第1号源泉)設置 → 廃止
1985年 国民年保養センターオープン → さくら館→ ホテルニューさくら →お丸山ホテル
1987年 温泉自販機(喜連川城)設置 → 震災で廃止
1987年 かんぽの宿栃木喜連川温泉オープン → 亀の井ホテル喜連川
1988年 第2号温泉湧出(露天風呂)
1989年 喜連川第2温泉浴場「露天風呂」オープン
1990年 温泉自販機(露天風呂)設置 → 廃止
1991年 第3号温泉湧出(もとゆ予備井戸)
2000年 第4号温泉湧出(道の駅きつれがわ)
2005年 お丸山公園足湯オープン → 震災で廃止(取壊)
2012年 喜連川温泉足湯開設(道の駅きつれがわ)
2021年 喜連川温泉湧出40周年
さくら市には、カランも源泉使用の日帰り施設が3カ所もあります。3カ所ともお薦め。次に記述。
栃木の日帰り施設で、カランも源泉使用は、
【さくら市】喜連川露天風呂、喜連川早乙女温泉、松島温泉乙女の湯
【那須町】東山道那須温泉
【那須塩原市】ピラミッド温泉、塩原ファミリー牧場
【矢板市】矢板温泉まことの湯
【那珂川町】美玉の湯
【塩谷町】川霧の湯、松ヶ峰温泉
【旧栗山村】四季の湯
高張泉が6本(喜連川温泉第2号と4号、喜連川早乙女温泉、紫塚2号源泉、
びゅうフォレスト喜連川温泉、フィオーレ喜連川源泉)もあります。
栃木の高張泉は、
【さくら市】喜連川露天風呂、ハートピアさくらの郷、道の駅きつれがわ、喜連川早乙女温泉、紫塚ゴルフ倶楽部、
びゅうフォレスト喜連川、フィオーレ喜連川
【大田原市】那須野ケ原ベルビューホテル
【那須烏山市】大金温泉グランドホテル
【真岡市】真岡井頭温泉、スパリゾートリブマックス森の泉
ゴルフ場の温泉が4カ所もあります。
紫塚ゴルフ倶楽部:立寄不可、ベルセルバ、喜連川カントリー倶楽部、大日向カントリー倶楽部:立寄不可
栃木のゴルフ場の温泉は(廃止、枯渇は除いた)
【さくら市】紫塚ゴルフ倶楽部、ベルセルバさくらコース、喜連川カントリー倶楽部、大日向カントリー倶楽部
【大田原市】那須野ヶ原カントリークラブ
【那珂川町】うぐいすの森ゴルフクラブ
【塩谷町】 ロペ倶楽部
【那須町】 那須陽光ホテル、那須霞ヶ城ゴルフクラブ、ウエルネスの森那須(25那須ゴルフガーデン、那須ちふり湖カントリークラブ
【日光市】 鬼怒川カントリークラブ
【高根沢町】東雲ゴルフクラブ
【那須烏山市】烏山城温泉(閉館)
【宇都宮市】サンヒルズカントリークラブ、さくら温泉(パークゴルフ)
温泉を利用した、喜連川温泉ナスビニール栽培で採れたナスは、皮がとても柔らかい。
ちなみに、喜連川温泉パンは、温泉地で製造しているからで、温泉は使用していません。
手水に冷鉱泉使っている寺があります。→慈光寺
さくら市は、平地の温泉天国だと思います。
カランの湯は源泉、水は自噴井。水汲んで帰る人多し。
ここの喜連川温泉第2号源泉は、人体の細胞液の浸透圧より高い高張泉で濃度が高く、
カランのお湯で頭洗うと髪の毛がごわごわになるのが難点。
道の駅の入浴施設と足湯、ハートピアさくらの郷で使用されている4号源泉も高張泉です。
<廃墟:露天風呂直売所/喜連川観光センター>
露天風呂横ですが、露天風呂直売所と喜連川観光センターが廃墟となっています。
「道の駅きつれがわ」が出来ていますし。
カランの湯は源泉。カランがちょっと複雑で、初めての人は温度調整が難しいと思う。
地民は、歯磨きする人ちらほら、塩入っているから歯槽膿漏の予防にいいんだよと。
高張泉で頭洗うと、髪の毛がごわごわになるのが難点です。
夜になっても白濁しない時期がありましたが、今は元に戻っています。
店内撮影禁止となったので、画像は、昔撮ったカランの説明だけ。
(昔は回数券とポイント併用すると、平均単価330円ほどで、町営温泉300円とさほど変わらなかった。
50点で達成券11枚が4枚に減り、カードも有料に。それでも530円ぐらいかな。)
<ヌルスベ〜>
シャワー源泉、ぬるすべ〜。
床は石けん水の上を歩いているようで、気をつけないとすべって危ない。
シャワーからの源泉「乙女の湯 松島温泉」100%をケロリン桶(ケロリン多数あり)に受けると、
白濁のあわあわがすさまじい、炭酸水みたい。しばらく放置すると、無色透明となります。
全身源泉まみれになれるので気持ちいいですね。
難点は、頭洗うと、いつまでも頭がぬるぬるなので、シャンプーが落ちたのかわからない。
<宿泊棟>
知人が泊まったので、宿泊棟を見せてもらう。
デラックスではなくスタンダードのほうですが、なかなかキレイな畳敷きの部屋。
テレビは今時100円コイン。
自炊できるよう包丁や食器、電子レンジ、冷蔵冷凍庫などがありました。
冷凍庫と電子レンジ活用すれば自炊は簡単そう。
知人はアイスクリームを買って冷凍庫へ!
ユニットバスで温泉が引かれています。
源泉から少し離れているので蛇口をひねっても最初は冷たい温泉が出てきます。
しばらくすると熱めの温泉が出てきます。
宿泊棟は、本館の営業が終わっても、深夜でも蛇口をひねって温泉入浴可です。
宿泊者は本館の営業開始の10時より30分前の9時半から入浴できるので
日帰りで朝一番で行っても、営業開始前に宿泊客が入湯していて、
日帰り一番乗りでも、一番風呂にありつけない時多し。
<本業はブルドーザー会社かな>
今の形態になる前、男湯の改装のことを聞いた時には、
社長が全部仕切って思いつきで決めるので、従業員の方々でも今後のことはわかりませんでした。
めずらしく社長が受付にいたので男湯の完成時期を聞いてみると、
「もうじきです。4月16日から開始したい。」
後ろにいた従業員の方が、「え!?そうなの!」
以前の趣豊かだったかつての男風呂は、現在は家族風呂として使用されています。
循環ろ過&塩素ですが、塩素臭もなく源泉「おおるり」の投入量に見合って
オーバーフローしており湯の状態は良いです。ヌルスベです。
アメニティも完璧で、手ぶらで行けます。穴場で空いています。
沖縄料理「山原(やんばる)」も利用がてらよく行きました。
(昔は、「やんばる」を利用すると、レシートで入浴料が半額の400円になった。)
露天風呂は、風向きによって豚舎から臭いが漂ってくる時があるのがいまいち。
露天風呂はオーバーフローしていませんが、露天風呂と内湯がつながっているので
源泉投入量に見合った湯量は、内湯からオーバーフローしています。
露天風呂は、目の前がライトアップされてキレイです。
山原の営業時間が17時からと夜だけに変更となり、入浴受付も夜だけとなり、昼の画像はありません。
外来の受付は18時〜21時なので、冬場は太陽は沈んで真っ暗です。
夜はゴルフ倶楽部の周囲は、コンビニも店も民家もなく真っ暗でここしか明かりはありません。
ホント山奥です。
ケア用品、バスタオル等も具備され、アメニティは完璧です
自家源泉のアルカリ高温泉。
「加温、循環ろ過、塩素」。湯口は常時源泉投入、オーバーフローもしっかり。
浴感はヌルスベ感はなく無色透明で、塩味があります。
ゴルフ場なんで、サウナももちろんあり。露天風呂がとにかく広い。
ここはお湯を楽しむよりリゾート気分に浸れます。
地元民でもここはほとんど知られていませんが、消防関係の方は穴場をよく知っていますね、
浴室で消防関係の方に会うこと多し。
平成23(2011)年の震災発生後、お丸山公園全体が立ち入り禁止となりました。
足湯は屋根が倒壊、スカイタワーは基礎にひび割れ、シャトルエレベーターは脚部コンクリート崩落、
エレベーターは山の中腹で停止。
喜連川城温泉、足湯、温泉スタンド、スカイタワー、物産館は閉鎖となりました。
また、同年の台風15号の影響で、9月22日午前0時過ぎ、幅約60メートルにわたりお丸山が崩落しました。
かんぽの宿喜連川は、4月11日(月)から宿泊館の営業を再開しましたが、日帰り館は利用不可となり、
宿泊館で日帰り入浴営業を行っています。
現在は宿泊館で営業 かつての日帰り館
※「かんぽの宿 栃木喜連川温泉」は、令和4(2022)年7月1日に「亀の井ホテル 喜連川」となりました。
<お丸山公園再生>
「お丸山公園再整備検討委員会」の最終会合(2012年7月17日)
・足湯については、現在の被災した施設を撤去。公園内に新しく整備しなおすか、
道の駅「きつれがわ」などに整備。
・喜連川スカイタワーについては展望施設としては廃止するが、
防災無線やNTTの電波塔として利用されているため、一部改修して電波塔として活用。
あるいは、借地のため、経済事情を考慮し、全面撤去して他所に電波塔を設置。
・シャトルエレベーターは廃止。撤去については多大な費用を要するため、
エレベーター設備のみを撤去して階段として利用する案。
・青空市場や物産センターは廃止、施設を撤去するが、一部の利用を検討する。
「お丸山公園再生基本計画」(平成26年年5月さくら市)によると、
・喜連川城温泉は廃止、老人福祉センターは、暫定的にビジターセンターとして活用
・スカイタワーは電波棟として活用(防災無線やNTTの電波塔として利用されていた)
・老人福祉センター別館、足湯、物産センター等は撤去。
(参考)震災前
(参考)
震災後現状(2019年6月)
廃止されたシャトルエレベーターは惨い状況。
ここまで行けるようになりましたが、頂上部は引き続き立入禁止。
(参考)
震災後現状(2020年2月)
頂上部は引き続き立入禁止。
温泉スタンドは廃止ですが、貯湯タンクは稼働しています。
これまで気がつかなかったのですが、捨て湯があります。
文学の道を下る前に、ここで手湯しました。油臭の良い源泉ですね。
その後、もとゆで全身入浴しました。
(参考)
令和2(2020)年3月に、頂上部の立ち入り禁止から全面開放されました。
令和2(2020)年度に、老人福祉センター(喜連川城温泉)、足湯、物産センターは撤去されました。
スカイタワーは電波塔として残されています。
以下は、既存施設がすべて撤去された後の頂上部です(2023年5月)。
<足湯・手湯>
お丸山公園内の足湯は、震災で全壊。
道の駅きつれがわに足湯・手湯が整備されました(2012(平成24)年11月24日)。
玉子湯もあります。
源泉名「喜連川4号泉」(道の駅と同じ高張泉の4号泉)がかけ流されています。
玉子湯は無料で、6ネットかけられますが、利用者あまりいません。
那須エッグで玉子買ったけど、ネットでなくパックだったので、
パックごと玉子沈めると「変な人」なんでやめておきました。
農産物直売所では、温泉玉子用のネットに入った玉子を売っています。
産みたての玉子だと、うまく温泉玉子にならないそうで、生んでから数日のものを出しているそうです。
<道の駅きつれがわ 展望台>
外壁に沿った階段をあがると、展望台。お丸山等が一望できます。
<さくら市誕生記念入浴券>
かつて、合併記念に売っていた入浴券。
<道の駅きつれがわ 温泉&クアハウス>
源泉名「喜連川温泉第4号源泉」含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉(硫化水素型)(中性高張性高温泉)
「加水、加温、循環ろ過、塩素」
「荒川の湯」「内川の湯」(男女日替わり)
内湯は循環ろ過の効果絶大で、無色透明。高張泉のはずですが、加水で薄まっています。
ハートピアのほうが塩素臭ありですが、いい色出ています。
露天風呂は循環ろ過無しです。
以前はきつねが描かれていましたが、味気ない外観となりました。
ハートピアきつれがわが2009/3/19閉館。ハートピアさくらの郷が2011/12/1オープン。
脱衣所のトイレはカーテンとなったり、浴室内には介助浴槽ができたり、
介護施設として改装されています。
源泉名「喜連川温泉第2号源泉」
影響を与える事項(加水、循環ろ過、塩素)や分析書、掲示物は当時のまま。
露天・内湯とも、湯口の湯量に対し10分の1ほどのオーバーフロー。
湯口には循環と源泉の2つのパイプがあり(源泉1に循環10ぐらい)、
源泉を加温に使用しています。
以前は塩素臭+温泉臭の混じった独特臭があり、塩素臭の主張が強烈でしたが
今は塩素臭はほとんど感じられずかつてより良いです。
高張性の2号泉を使用するのは露天風呂(第2温泉浴場)とここだけなので、
寒い時期で露天風呂に行く気合いが伴わない時は良いです。
<温泉湧出記念之碑/塩野昌美氏之像>
喜連川で温泉が湧出し、一番最初にできた温泉施設です。
温泉湧出記念之碑と、当時の喜連川町長の胸像があります。
源泉「喜連川温泉第3号」、「加水、加温、循環ろ過、塩素」。
同じ源泉を使う閉鎖した「喜連川城」のほうが湯づかいは良かったです。
同じ入浴料300円で、第2号源泉を使用する第二の露天風呂のほうが湯づかいは良いです。
朝7時からやっているのと、300円で内湯×2、露天1に入浴できるので、人気あります。
お丸山崩落休業時 土砂が流入してむごい状況でした。2013/3/27再開。
○喜連川もとゆ温泉(さくら市第一温泉浴場)
お丸山の貯湯タンクの捨て湯で源泉に触れて、源泉の良さを再認識したので、
「加水、加温、循環ろ過、塩素」ですが、久しぶりに行ってきた(2020年2月)。
内湯で排泄した人がいて、営業時間中にお湯を抜いているところでした。
お湯を抜き終わると、ジョウロで塩素消毒。
お湯張りは湯底からドバっと投入で、さほど時間はかからず入浴可能となりました。
埼玉県の日帰り温泉施設で遭遇した時は、網ですくっただけでお湯は入れ替えなかったので、疑問に思いました。
東京の銭湯では、脱衣所の床で遭遇した時があります。
源泉「喜連川温泉第3号」、「加水、加温、循環ろ過、塩素」。
打たせ湯は、貯湯槽に塩素投入、貯湯槽から直接給湯。
画像は年金保養センターの時とさくら館の時です。
貸切家族風呂
氏家にレストラン「しんめい」(2020年7月閉店)。那須烏山市に「神明牧場」(2022年9月民事再生)があります。
お丸山ホテルとなってからは、サウナ・水風呂・露天風呂が新たに設置されました。
湯づかいが良くなっていました。(詳細はこちらで記載)