Discover 栃木 温泉文化遺産(温泉文化史)

 栃木の眺望を求めて

  ○ 川治ダム見晴らし台/富士見台 日塩もみじライン
  ○ 六方沢橋           日光霧降道路
  ○ 黒髪平            いろは坂
  ○ 剣が峰展望所         いろは坂
  ○ 明智平/明智平展望台     いろは坂
  ○ 中禅寺湖展望台        中禅寺湖スカイライン
  ○ イタリア大使館別荘記念公園  中禅寺湖
  ○ 石楠花平           金精道路
  ○ 見晴台            山王林道(川俣)
  ○ 瀬戸合峡           日光市川俣
  ○ 川俣愛宕山展望台       日光市川俣
  ○ 竜王峡            日光市藤原
  ○ 楯岩展望台          日光市鬼怒川温泉滝

  ○ 土平園地           塩那道路
  ○ 深山園地           塩那道路
  ○ 天狗岩            塩原温泉
  ○ 観音平            塩原温泉
  ○ 大丸園地           ボルケーノハイウェイ

  ○ 佐久山御殿山土佐楓      大田原市佐久山



日塩もみじライン 日光市藤原

 <川治ダム見晴らし台>

  標高890m。川治ダムがかろうじて小さく見えます。

      
 

 <富士見台>

  標高1100m。六方沢橋が見えます。
  ここからでも見えるのだから、六方沢橋からの景観が良いのは頷けます。

     



六方沢橋 日光市六方沢

 六方沢橋は、標高1433m。日光湯元と同程度の標高です。
 大江戸温泉物語日光霧降が標高950mに位置し、そこからぐんぐん登って六方沢橋は1,433m。
 紅葉に映し出される六方沢橋のシルエットが豪快です。
 橋の上から下を見ると、紅葉が綺麗でした。

 栗山ダムとその向こうに高原山が見えます。
 もみじラインからは六方沢橋が見えましたが、
 六法沢橋からは、もみぢラインには大きな建造物なく、視認はできません。

  説明板
  「六方沢
   慶応4年戊辰の年(西暦1868年)の春、日光山に拠った旧幕府軍
  「大鳥圭介」二千名は、官軍「板垣退助」の率いる土佐藩隊の攻撃を受けて、
  4月29日夕刻日光を撤退この地、六方沢の谷底に仮泊、翌閏4月1日会津へ向かった。
  この辺りは、県花八汐花が咲きほこるところで大鳥圭介がその景を次のように詠じた名所である。
    六方越え 大鳥圭介作
   深山日暮宿無家(深山日暮れて宿るに家無し)
   枕石三軍臥白砂(石に枕し三軍白砂に臥す)
   暁鳥一声天正霽(暁鳥一声天正にはる)
   千渓雪白野州花(千渓雪は白し野州花)
    今市市 」

 旧幕府軍には「正兵」(伝習隊)のほか、「奇兵」(猟師鉄砲隊)がいました。
 湯西川村鉄砲隊は62人。五十里宿で大鳥軍と別れ帰村しています。

     

    

     
 

 <大笹牧場>

      



明智平/明智平展望台

 明智平(標高1,274m)からロープウエイで明智平展望台へ。標高1,373m。

     



中禅寺湖展望台

  中禅寺湖展望台は、標高1,558m。

     
 

イタリア大使館別荘記念公園 日光市中宮祠2482

 浜辺があって、中禅寺湖ビューのナイススポットと思います。

    



石楠花平 金精道路

 金精道路「石楠花平」(海抜1,628m)からは、男体山全体が見えます。
 日光湯元温泉街は、ここからだとよく見えませんが、道路手前のほうがよく見えます。

    

    



見晴台 山王林道(通称) 日光市川俣

 川俣から山王林道を上っていくと、急に視界が開け、そこに見晴台があります。
 山の谷間を流れる鬼怒川と、その先に川俣湖が見えます。
 見晴台のところだけ、携帯電話が通じるようです。

    

   



瀬戸合峡 日光市川俣

 見晴峠、標高1040m。

    



愛宕山展望台 川俣湖園地 川俣愛宕山山頂

 木々が視界を遮っているので、視界はまぁまぁです。  
 
     



竜王峡/五竜王神社

 ここの展望もすばらしいです。

 竜王峡は五竜王神社(川治の三味亭こうわが宮を奉納されています)に因んで名付けられています。
 五竜王神社の竜王神は、鶏頂山麓の弁天池(平家落人の伝説がある)のほとりに奉祠されていたのを
 住民のいなくなる山中に取り残すことを惜しみ、高原新田の住民が奉持して下山したものです。
 虹見の滝は、以前は「夜鷹遊ばせの滝」といい、観光的見地から旧藤原町が名前を変更しています。
 「竜王峡縁起」に詳しいです。

   

    



楯岩展望台 日光市鬼怒川温泉滝
 鬼怒楯岩大吊橋 日光市鬼怒川温泉大原1436

 2009年7月19日に完成した鬼怒楯岩大吊橋。無料です。
 橋を渡り左に向かうと古釜の滝・古釜沢・末広池、右に向かうと展望台。

 楯岩展望台は水面からの高さ約104メートル。遊歩道から138段の階段を上ります。
 鬼怒川温泉が眼下に広がっている様子が見えます。

 (備考)2012年5月に楯岩周辺で大規模崩落が発生し、
    鬼怒楯岩大吊橋〜楯岩展望台遊歩道間が閉鎖されていましたが、復旧工事が完了し、
    2016年6月16日に通行禁止が解除されています。

    

    
 

 案内板の説明によると

 「B楯岩トンネル
   遊歩道を楯岩展望台方面に進むと、長さ72mの楯岩トンネルがあります。
  楯岩トンネルは、母なる大地の胎内胴であり、楯岩(子宝岩)へとつながります。
  《馬頭岩》
   子宝岩(楯岩)へ通じる胎内胴(トンネル)は、会津と東京を結ぶ小佐越新道の脇道として作られた
  手彫のトンネルです。かつては物資を運ぶ手段は馬車が中心で、
  街道には人・馬一体の汗がしみ込んでいます。そのような背景があり、
  このトンネルを掘った人々の無事の開通を願う必死の思いが凝縮されて、
  自然に馬頭の形(レリーフ)をトンネル内に浮かび上がらせたに違いありません。
  この馬頭岩がトンネルを通る人々を必ずやさしく見守ってくれることでしょう。」

 馬頭岩はどこぞや?まったくわかりませんね。

  

     
 

 楯岩トンネルを抜けると、誕生広場に出ます。
 誕生広場には、誕生鬼と楯岩鬼怒姫神社があります。
 楯岩展望台のスペースは、猫の額ほど。「縁結びの鐘」があります。

      

     

     
 

 楯岩は垂直に起立しているので、上からだと見えません。
 対岸の松原遊歩道から楯岩と展望台が見えます。
 立岩橋から楯岩を見ると崩落工事の跡が見えます。
     

 <古釜の滝・古釜沢・末広池>

  古釜の滝の流れ落ちていく沢は一枚岩で、きれいな光景です。
  下に降りられ、一枚岩が目の前で見ることができます。

       
 

○足湯カフェ「espo」

 ホテルサンシャイン鬼怒川の1階に足湯カフェ「espo(エスポ)」があります。
 鬼怒川と鬼怒楯岩大吊橋を見下ろす場所です。鬼怒楯岩大吊橋の脇からも入れます。
 足湯に温泉を使用していないのは意外です。
 日帰り温泉入浴可です。「加温、加水、循環ろ過、塩素」1000円。
 なお、ホテルサンシャイン益子舘(益子舘里山リゾートホテル)は、
 サンシャイン鬼怒川の事業所でしたが、現在は独立した会社となっています。

    

    



大丸園地 県道17号那須高原線(旧ボルケーノハイウェイ)

 標高1265m。ここからだと那須湯本温泉が見渡せます。
 那須岳方面に、ヘリコプターを時々みかけます。

 大丸駐車場の「りんどう茶屋」さんのブログ「那須『りんどう茶屋』まいらんせ!奥那須へ」は、
 那須のことが良くわかり内容豊富です、温泉好きだし。
 ブログ始めた当初より見ていますが、よく続くなぁと感心します。

   
 

 <八幡崎>

  八幡崎(標高1080m)は、つつじの名所です。

    
 

 <矢隠岩園地> 那須自然研究路

  八溝山方面、那須岳方面と、両方の展望が望めます。

      

     

     



○紅葉

 眺望の良いスポットは、紅葉もすばらしいと思います。
 日光は標高差があるので、紅葉前線を見ることができますし。
 でも、紅葉シーズンは大渋滞するので、避けていました。
 眺望良いのに紅葉場面がほとんどないのに気がつきました。
 渋滞しない紅葉スポットです。

 <佐久山御殿山土佐楓> 大田原市佐久山4458

  文治3(1187)年、那須太郎資隆の次男泰隆(那須与一の兄)は、
  佐久山の地に築城して佐久山氏を称して居住しました。
 
  土佐の山内氏から養子となり文政2(1819)年に佐久山藩主となった福原資敬は、土佐楓を持参し植えました。
  1本のみ現存(樹齢200余年のイロハ紅葉)していましたが台風で倒木し2015年伐採されました(未確認)。
  現存する土佐楓80本は、苗をボーイスカウトの団員が肥培し、昭和10年に御殿山一帯に移植したもの。

  佐久山御殿山公園では、公園内の土佐楓が一斉にライトアップされます。

       


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