別府駅<東口>
2005(平成17)年12月24日完成。
源泉名「別府駅前広場モニュメント手湯」。
手湯ごときに専用源泉とは、さすが別府であります。
Na-塩化物・硫酸塩泉 44.2℃ pH6.8 成分総計1.393g/kg(平成21年)
「このモニュメントは、別府市内の至る所から湧き出る日本一の豊かな温泉をイメージして作成したものです。
土台には別府原産の「別府石」を使用しており、湯だまりには別府の象徴である温泉が掛け流されております。
泉質は「ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉」で、手湯として気軽に温泉をご体験いただけます。
また夜にはモニュメントがライトアップされ、季節や時間とともに変化する光をお楽しみいただけます。」
外来入浴不可ですが、手湯があります。
○駅前高等温泉 別府市駅前町13-14 0977-21-0541
玄関に手湯があるので、源泉に触れられます。
2源泉使用(あつ湯、ぬる湯)で、2016年あつ湯のほうを掘り直し、熱くなったようです。手湯もあります。
○べっぷ駅市場 別府市駅前町12-13
ガード下に連なる、アメ横みたいな商店街です。
昼間だけ。ぬるめです。
何本も湯が落ちてきています。ダイナミックな手湯です。
○春日温泉 別府市駅前本町6-16 0977-23-1486 6:30-11:30 15:00-23:00 100円 大正15年創設
海門寺温泉やビジネスホテル松美のすぐ近くで、春日通りに面しています。
大正15年創設、創設当初の自噴泉から現在は掘削しており、
浴室の奧(男湯の先)が湧出地です。
余り湯が男湯の入り口にオーバーフローしてきます。
源泉名「春日温泉」ナトリウム-炭酸水素塩泉(旧重曹泉) 自家源泉です。 58.0℃ 7.7 成分総計1.220g/kg
(分析書平成20年6月6日)
男湯と女湯の仕切りにお地蔵様が鎮座し、台石の石碑には春日温泉を作った当時の方々の名前が刻まれています。
別府の歴史を感じるレトロな温泉です。
○ビジネスホテル松美 別府市駅前本町6-28 0977-24-1122 16:00-1:00 300円
※2019/2閉館 アマネクが買収
海門寺温泉から振り返ると、ノスタルジックな温泉館があります。
ビジネスホテル松美の温泉棟で、女性1階、男性2階。
源泉名「元祖 松乃湯」
ビジネスホテルがこんな温泉棟を持っているとはさすが別府です。
○北部旅館街(旧行合町遊郭) 別府市駅前本町「仲間通り」
旅館すずめ 駅前本町8-6
旅館ちとせ 駅前本町8 自家源泉
旅館あおしま 駅前本町10-32
旅館かおり 駅前本町10-33 2016解体更地
春日通りを過ぎ、2つ目の仲間通りが北部旅館街。
旅館すずめ 旅館ちとせ(自家源泉)、旅館あおしま、旅館かおり(2016解体更地)があります。
ちょっと先に「山田別荘」があります。
楠町には、現在は喫茶店の「アホロートル」(別府市楠町7-8 0977-23-2876)があります。
玄関脇には「海門寺温泉湯かけ地蔵」があります。
源泉名「別府市営 海門寺温泉」 ナトリウム-炭酸水素塩泉 47.5
℃ 7.5 成分総計1.204g/kg
(分析書平成22年1月22日)
24時間営業の共同浴場で200円。100円の足湯も併設されています。
本家の天狗の湯も24時間で、入浴料は500円です。
両替機は隣のコインランドリーにあります。
200円投入すると、自動ドアが開くはずですが、開きません。
天狗の湯に電話すると、フロントで返金するとのことで、200円返金してもらい
再度100円2枚投入、自動ドアが開いてほっとしました。
源泉名「やよいの湯」単純泉 45.4 ℃ 成分総計0.8595g/kg かけ流し。
(分析掲示平成18年3月7日)
一つの浴槽を2つに区切っています。ぬるいほうは鉄分の湯花が乱舞していました。
浴室内は閉塞感がありますが、24時間入浴できる貴重な温泉です。
<天狗の湯> 別府市元町1-25G-パレス3階 0977-27-1126 24時間 500円
別府市内では珍しい午後から開ける共同湯です。(寿温泉も、午後から営業になりました)
午前中は営業していませんが、飲み湯と足湯で、源泉に触れることができます。
入口横には、紙屋薬師如来が鎮座し、飲泉所「飲み湯」と足湯があります。
源泉名「別府温泉紙屋温泉」を味見しました。
浜脇温泉エリアに分類されていますが
別府温泉エリアの紙屋温泉や永石温泉が近くで、永石通りに面しています。
3体のお地蔵さんの脇を進み、松原温泉の中へ入ります。
外観とは裏腹に、浴室はレトロで、お湯も良し。
自家源泉ですが、分析書の掲示なく、源泉名がわかりません。
古くは松寿泉と言っていたので、源泉名は「松寿泉」、あるいは現在の浴場名の「松原温泉」か。
裏手に「国威宣揚碑」、横に「永石松」の碑があります。
源泉名「永石温泉」単純泉 49.3 ℃ pH8.1 成分総計0.969g/kg
別府の共同浴場の中でもひときわ風格ある温泉です。
番台の女性に1枚しかない新聞折り込みちらしをいただきました。感謝。
入口は施錠され、組合員は保有する鍵で開錠して入ります。
組合員以外は、入浴料を投入し、扉の横にぶら下がっている鍵を使用し自分で開けます。
源泉名「別府市有雲泉寺貯湯タンク」。この源泉は他の共同浴場に幅広く利用されています。
秋葉通りにあるアパート専用共同湯です。
借家の募集物件みていると、アパート専用共同湯があったり、
マンションの1階や最上階に共同湯設置していたりします。
さすが、別府は温泉都市ですね。
昭和天皇もご利用された不老泉は、2014(平成26)年8月25日にリニューアルオープン。
玄関前にお地蔵さんが鎮座しています。
市営温泉の中で最も広い浴槽で、「あつ湯」「ぬる湯」が設けられています。
源泉名「別府市営不老泉」
○A-プライス別府店 別府市中央町3-7 0977-26-6750
ディスカウントスーパーです。
かぼす10個を108円で購入。
三叉路のまん中にそびえ立つ1本のバナナの木。
アーチ型の窓等に大正時代の建築様式が残ります。
子宝の湯「寿温泉」。
営業時間の案内が掲げられており、午前中の営業がなくなり午後からの営業開始となっています(平成28年1月4日〜)。
「往時この街角に高札場あり徳川幕府禁制を掲ぐ
文化七年(二月十一日)伊能忠敬来りて測量をなしこの処に国道元標を建つ
江戸日本橋より二百六十三里(1052KM)
この元標より西一丁目に庄屋宅ありと」
こちらは「流川通り会」によっ建立された碑で、
円柱の碑は、別府中央ライオンズクラブによる寄贈です。
○マルショク流川通店 別府市楠町4-10 0977-23-2284
マルショク流川店にて、九州乳業株式会社(本社大分市)のラクトコーヒー1000ml等を購入。
流川通りにあるレプリカ「名残橋の碑」です。
本物は別所で保管されています。
○MARUI喫茶店 アホロートル 別府市楠町7-8 0977-23-2876
現在の建物は昭和13年(1938年)に建設されたもので別府温泉のシンボル的な存在です。
男湯、女湯、砂湯とそれぞれ自家源泉使用で贅沢です。
1921年(大正10年)12月1日に完成した日本最古のアーケードです。
○別府タワー 別府市北浜3-10-2
日本で3番目に建てられた高層タワーです。