昭和27年(1952)創設、浴舎は木造平家建て、当時のままレトロ感いっぱいです。
浴舎南側には、浴場使用のための井戸があります。
入り口に弘法大師様が祀られ、左が女湯、右が男湯で、
角を曲がって階段を6段降りると脱衣場・浴室です。
丸い浴槽は入浴客が向き合って入られるように設計されたそうです。
源泉名「別府市温泉供給事業富士見線」
富士見線という源泉は「第一富士見温泉」「富士見第二温泉」「幸温泉」「北浜温泉テルマス」で使用されている源泉です。
平成28年3月17日の分析書によると、
湧出地は別府市大字南立石字中津留道北2141-8(鶴見園第一泉源)外 58.5℃ pH6.9 成分総計0.727g
集湯→加熱→集湯→加熱→加熱されているので、完全掛け流しではありません。
お地蔵さんが鎮座しています。
源泉名「田の湯温泉」ナトリウム・マグネシウム・カルシウムー炭酸水素塩温泉
50.3℃ pH7.9 成分総計1.034g(分析書令和6年3月)
玄関横にお地蔵さん、郵便ポスト、電話ボックスと渋い配置です。
源泉名「上田ノ湯九日天温泉」
屋根の中央に湯気抜き。
※地元民専用浴場になりました。
交差点奧の個人宅の庭先の温泉です。
当初は青山町にありましたが、戦時中に2カ所に移転し
同名の白湯温泉が2カ所あります。
<白湯温泉> 別府市中島町23-4 100円 公園南通り右側
県道から公園南通りを進んだ右側にあるもうひとつの白湯温泉。
○青山公園温泉 別府市青山町10-21 組合員専用浴場
組合員専用浴場。街の広告地図に掲載されていました。
源泉名「別府市有雲泉寺泉源外」単純泉 64.1 ℃ 7.4 成分総計0.765g/kg
(分析書平成28年月17日)
同じ源泉使用浴場には、末広温泉 浜脇温泉 住吉温泉、日の出温泉、東町温泉 此花温泉 祇園温泉 錦栄温泉 蓮田温泉
、東蓮田温泉、上原温泉 茶房たかさきの湯 湯都ピア浜脇等、幅広く使用されています。
なお、珍しいところでは、簡易裁判所、裁判所、検察庁、税務署、電話局に給湯されています。
源泉に近い温泉が、上原、雲泉寺、祇園です。
雲泉寺温泉の裏手に当たるグランデール別府(原町2-27)の裏玄関に貯湯槽があります。
グランデール別府の1階にも、住民専用の共同温泉があり、温泉付の部屋もあるようです。
○個人宅湯小屋 別府市原町2
個人の家の庭にある湯小屋。
○源泉「べっぷ原町の湯」 湧出地 別府市原町9-13
大分空港足湯(こちらで記載)に使用されている「べっぷ原町の湯」湧出地です。